御園座:春の日差しの中、こけら落とし 松本白鸚、幸四郎が襲名披露口上

芸能
オープンした御園座のこけら落とし公演「柿葺落四月大歌舞伎」で襲名披露口上を行った松本幸四郎さん(左)と松本白鸚さん

 名古屋・伏見の御園座が1日、5年ぶりに新装オープンした。開場直前には、暖かな春の日差しの中、建物の前で一番太鼓が打たれ、集まった多くの人々が大きな拍手で開場を祝った。こけら落としとなった「柿葺落四月大歌舞伎」では、松本白鸚(はくおう)さん、松本幸四郎さんの襲名披露口上があり、白鸚さんは「御園座さんのこけら落とし興行にて親子そろって(襲名を)ご披露できますこと、とりわけご当地名古屋の皆様のごひいきのたまもの」と感謝した。

 白鸚さんは「昭和26(1951)年に、初お目見えをさせていただき、昭和57(82)年に9代目(松本)幸四郎の襲名披露をし、このたびのお目見えで、その間、六十有余年。御園座さんとの思い出と共に感無量」と述べた。幸四郎さんは夜の部の「廓文章(くるわぶんしょう)」で初役を務めることなどを挙げ「初物づくしの御園座興行、多くの方にご覧いただけますよう応援のほど、ひとえにお願い申し上げます」とあいさつした。

 この日の昼の部は1219席が完売。ロビーの売店では、旧劇場で愛された芋きんつばが“復活”し、販売された。また客席での飲食が可能になったことから、休憩中に客席で弁当を食べてくつろぐ人々の姿も見られた。

 「柿葺落四月大歌舞伎」は25日まで。5月には尾田栄一郎さんの人気マンガを原作にした「スーパー歌舞伎ll(セカンド)『ワンピース』」、6月には俳優の滝沢秀明さんが座長を務める舞台「滝沢歌舞伎」が上演される。

 御園座は1896年に創立。2013年に御園座会館を閉館し、15年に新劇場建設に着工した。新劇場は、建築家の隈研吾さんがデザインを監修した。

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