松本白鸚：幸四郎、市川染五郎が襲名後、三世代で初のバラエティー番組出演　しゃべくり新春特番で

　二代目松本白鸚（はくおう）を襲名する九代目松本幸四郎さんが、息子の十代目松本幸四郎を襲名する七代目市川染五郎さんと孫の八代目市川染五郎を襲名する四代目松本金太郎さんと、2018年1月2日に放送される新春のトークバラエティー特番「新春しゃべくり007SP！」（日本テレビ系）に出演することが27日、明らかになった。3人は18年1月2日にそれぞれ襲名するが、襲名後に三世代そろってバラエティー番組に出演するのは今回が初めてとなる。

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　トークでは、染五郎さんが幸四郎さんを「お父さん」、白鸚さんを「じいじ」と呼んでいるが、幸四郎さんは白鸚さんをどうしても「お父さん」と呼べないことが判明。昔から「あの……」や「すいません」と呼んでいるそうで、収録で初めて「オヤジ」と呼んでみるが、あまりに照れる幸四郎さんに、しゃべくりメンバーから「なんで？」とつっこまれる場面もある。

　また、襲名披露で「美少年すぎる」と話題になった12歳の中学生、染五郎さんの知られざるキャラクターも明らかにされる。家族とけんかしたエピソードを話したが、あまりに静かで落ち着いた話しぶりに、しゃべくりメンバーから「ここ図書館じゃないからもうちょっとでかめの声でいいよ」とつっこまれる場面も。さらに、それぞれが毎年出しているという干支（えと）を描いた自筆の年賀状を公開するコーナーでは、染五郎さんのあまりの絵のうまさに驚きの声が上がる。

　番組後半では白鸚さんが大の「ものまね」好きということから、「松本一家を笑わせろ！三世代爆笑ものまね007」と題し、ものまねタレントが次々とネタを披露。その中で、ガリットチュウ福島さんが披露した歌舞伎ものまねをなぜか一家全員でやることになるという。

　「新春しゃべくり007SP！」は、18年1月2日午後6時半～同10時54分に放送される。