名探偵コナン
#1146「汽笛の聞こえる古書店4」
12月21日(土)放送分
俳優の佐藤健さんが20日、東京都内で行われた映画「いぬやしき」(佐藤信介監督)の初日舞台あいさつに登場した。同作の内容にちなんで「自身のヒーロー」を聞かれた佐藤さんは、「昔からずっと答え続けている答えがあって……コナン君です」と即答。理由を聞かれた佐藤さんは「かっこいい……」と答えてほほ笑み、「コナン(劇場版アニメ『名探偵コナン ゼロの執行人』)がめちゃめちゃヒットしているんですよ。僕もコナン好きなので、コナンファンに『コナン』を見たんだったら、『いぬやしき』も見てね、という願いを込めて答えています」と「いぬやしき」のアピールも織り込んで、会場を沸かせた。
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公開初日を迎え、佐藤さんは「この映画を見たときに、ものすごく驚きまして。特にCG、VFXのところ。CGを作っているスタッフの皆さまの作業現場を見させてもらって……ものすごく地道な作業なんですよ。膨大な時間を経ての公開初日ということで、とても感慨深いです」としみじみ。また、作品について「日本のVFXもここまできたのか」と驚きを明かし、「普段日本映画を見ないという洋画好きの方々に見ていただきたいと思っています」と仕上がりに自信をみせた。
舞台あいさつには主演でお笑いコンビ「とんねるず」の木梨憲武さん、佐藤さん、本郷奏多さん、二階堂ふみさん、三吉彩花さん、伊勢谷友介さん、佐藤監督が出席。サプライズで木梨さんに「最優秀新人CG男優賞」を贈る企画も行われ、木梨さんは「本当にうれしいです」と喜んでいた。
「いぬやしき」は、「GANTZ(ガンツ)」で知られる奥浩哉さんが2014~17年に「イブニング」(講談社)で連載した同名の人気マンガが原作。謎の事故に巻き込まれ、目を覚ますとサイボーグになっていた定年間際のサラリーマン・犬屋敷(木梨さん)と、犬屋敷と同じく未知の機械の体を手に入れ、悪事に手を染めていく高校生の獅子神(佐藤さん)の姿を描いている。映画はベルギーで開催された「ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭」では「インターナショナルコンペディション部門」のグランプリにあたる「ゴールデン・レイヴン賞」を受賞している。
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