大泉洋:「恋雨」共演の小松菜奈を連れ母校へがい旋 学生たちにエールも

北海学園大学で特別講座を行った小松菜奈さん(中央左)と大泉洋さん
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北海学園大学で特別講座を行った小松菜奈さん(中央左)と大泉洋さん

 映画「恋は雨上がりのように」(永井聡監督、25日公開)でダブル主演する大泉洋さんと小松菜奈さんが10日、大泉さんの母校である北海学園大学(札幌市豊平区)を訪問し、約340人の学生を前に特別講座を行った。

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 この日は、同大学が主催する教養講座の第50回として、同校の卒業生の大泉さんとともに主演を務めた小松さんが招かれ、主人公の恋や夢と向き合う姿を描いた同映画にちなみ、作品を鑑賞した学生たちに向けて夢を応援するスペシャルティーチインが開かれた。

 2人が教室に入るや否や、学生たちは大きな歓声でお出迎え。大泉さんは、会場の学生に「直属の後輩なので、弟みたいな気持ち」といい、学生時代を「学校はすごく楽しかった。授業はほとんど出なかったけど。お芝居ばかりやってました」と振り返った。この日は、大泉さんが学生時代に所属していた演劇研究会の現役メンバーも参加しており、「現在、70人以上所属しています」「(メンバーが多いのは)NACSのお陰。私もTEAM NACSに憧れて演劇研究会に入りました」と現役の学生が話すと、大泉さんは大喜びしていた。

 また、2人が夢について語る場面もあり、小松さんは「中学、高校の時は美容師になりたかったけれど、18歳の時に映画『渇き。』に出合って、そこから女優業が始まり、この仕事を続けたいな、と思いました」と話し、大泉さんは「(当時は)就職先がない時代でした。そこで、好きなことをやろうと思ったら、すっかり仕事が楽しくなっちゃった。30(歳)になるまでに就職をしなくては、と思っていましたが、ブレークしちゃいました」と笑顔を見せた。

 最後に大泉さんは「この大学でやりたいことを少しでも早く見つけ、そこに向かってまい進してください。勉強も大事だけど、人とのつながりを大事にして、自分の好きなことを見つけてください」と学生へ呼びかけた。小松さんは「大泉さんの出身校に来られて、楽しい大学生活だったんだろうな、という話をたくさん聞けて良かったです。夢に向かって頑張ってください。私もパワーをもらいました。私も頑張ります」とエールを送った。

 「恋は雨上がりのように」は、眉月じゅんさんの同名マンガが原作。アキレス腱(けん)のケガのために走ることを諦めた元陸上部エースの女子高生・橘あきら(小松さん)と、あきらのアルバイト先のファミリーレストランの店長・近藤正己(大泉さん)との恋模様を描く。

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