8月4日公開の映画「劇場版 仮面ライダービルド」の大規模ロケが12日、福岡県北九州市で行われた。今回のロケは、同市と北九州フィルムコミッションの全面協力のもと実現。午前7時~午後4時半まで9時間半の間、北九州市役所前の市道約300メートルを完全封鎖し、一般公募により選ばれたエキストラ約3000人を動員した「仮面ライダー」シリーズ史上最大級の規模で実施された。
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この日は、仮面ライダービルド/桐生戦兎役の犬飼貴丈さんと、仮面ライダークローズ/万丈龍我役の赤楚衛二さんも撮影に参加し、劇場版の2人の劇中衣装も初披露された。爽やかな夏らしい服装の犬飼さんに対し、赤楚さんは黒シャツに黒パンツ、黒いロングコートという全身黒ずくめの服装だった。
「仮面ライダービルド」は、平成ライダーシリーズ19作目。タイトルは「創る」や「形成する」といった意味を持つ「Build(ビルド)」から取られ、天才物理学者の青年が、戦いの場においてまるで「実験」するかのように二つの成分を組み合わせて、あらゆる姿に変身し、「スマッシュ」と呼ばれる未確認生命体を駆逐する。
劇場版は、仮面ライダービルドにとって初の単独映画作。東都、西都、北都の三つの首都で繰り広げられた戦争が集結し、パンドラタワーに新政府が樹立。東都、西都、北都には、これまでの首相に代わってそれぞれ知事が置かれ、平和のための新体制が確立されたはずだったが、再び大きな脅威が、桐生戦兎(仮面ライダービルド)の前に立ちはだかる……というストーリー。「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film」と2本立てで公開される。
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