西郷どん:メインテーマが歌詞付きに 奄美ことばで「大きく羽ばたけ」

NHKの大河ドラマ「西郷どん」の新ビジュアル (C)NHK
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NHKの大河ドラマ「西郷どん」の新ビジュアル (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」のタイトルバックの歌が13日から歌詞付きになった。これまでハミングだった部分に奄美ことばで歌詞が付いた「西郷どん~メインテーマ~歌詞ありバージョン」は、同日放送の第18回「流人 菊池源吾」からオンエア開始。ドラマは第18回から物語の舞台が奄美大島や沖永良部島といった“南の島”に移り、新たな章がスタートしている。

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 歌詞の意味は「大きく羽ばたけ 涙をこらえ 叫び出す 散りゆく人々の信念を ヨーハレィ ヨハレィ(かけ声) 愛があふれる世界のために」で、作詞と作曲を手掛けた富貴晴美さんは「大きく羽ばたき、人々のために新しい時代を切り開く。多くの人の思いを背負い、前へ歩き続ける西郷どんの詩。ぜひ聴いてください」とコメントを寄せている。

 第18回「流人 菊池源吾」では、幕府に追われ、月照(尾上菊之助さん)と共に海に身を投げた吉之助(鈴木さん)。一人奇跡的に助かり、名前を変えて奄美大島に身を隠すことになるが、全てに絶望し、かたくなに心を閉ざしてしまう。やがて島民たちが薩摩からの搾取に苦しんでいることを島の娘とぅま(愛加那、二階堂ふみさん)から聞き、がくぜんとする吉之助。嵐の夜、悲嘆にくれる吉之助に追い打ちをかけるような衝撃的な内容の手紙が届く……という展開だった。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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