世界コスプレサミット2018:過去最多の38の国と地域が参加 名古屋城も撮影スポットに 写真と動画の新コンテストも

名古屋市内で行われた「世界コスプレサミット2018大発表会」の様子
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名古屋市内で行われた「世界コスプレサミット2018大発表会」の様子

 7月28日から8月5日に名古屋市内と近郊で開催されるコスプレの祭典「世界コスプレサミット(WCS)」の今年の開催概要を発表するイベント「世界コスプレサミット2018大発表会」が20日、名古屋・栄の商業施設「サンシャインサカエ」のグランドキャニオン広場で行われ、コスプレの世界一を決める「世界コスプレチャンピオンシップ」が初めて愛知県体育館(名古屋市中区)で開催されることが分かった。今年は過去最多となる38の国と地域の代表が出場する予定。また一般コスプレーヤーの新たな撮影スポットとして初めて名古屋城(同)が開放されることや、写真と動画による新たなコンテストが行われることなども発表された。

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 WCSは、2003年にスタートしたコスプレの祭典。チャンピオンシップは、日本のアニメ、マンガ、ゲーム、特撮のキャラクターに扮(ふん)した世界各国の代表コスプレーヤーが2人1組のチームで出場し、コスプレの完成度やパフォーマンスなどを競うコンテストで、05年から行われている。一般のコスプレーヤー向けのイベントも開催されており、各国の代表コスプレーヤーと一般コスプレーヤーが大須商店街(同)を練り歩くイベント「大須コスプレパレード」は名古屋の夏の風物詩となっている。

 今年のチャンピオンシップは8月5日に開催される。新たに南アフリカ、コスタリカ、ブルガリアが加わった。アフリカ大陸からの参加は初めてで、初めて世界五大陸で代表が選ばれる。当日は、ゲストとしてデビュー50周年を迎える歌手の水木一郎さんが出演し、ライブを行う。審査委員長を声優の古谷徹さんが務め、水木さんも審査員を務める。

 名古屋城が一般コスプレーヤー向けに開放されるのは8月4、5日。両日は、名古屋・栄の複合施設「オアシス21」なども開放され、いずれもコスプレ姿で園内に入場できる。

 新たに設けられたコンテストは写真部門の「フォトチャンピオンシップ」と、15秒以内のショートムービー部門の「ビデオチャンピオンシップ」で、コスプレのSNS「Cosplayers.Global」にコスプレをした写真や動画をアップロードし、エントリーする。グランプリ受賞者はWCSに招待され、ステージで表彰される。さらにチャンピオンシップのゲスト審査員を務めることができる。応募の詳細は同SNSに掲載されており、締め切りは6月17日。

 ほかに愛知県蒲郡市の複合リゾート施設「ラグーナテンボス」、同犬山市のテーマパーク「博物館明治村」などでもイベントが開催される。

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