瑛太:大久保利通の肖像画と2ショット 共通点は「小物好きなところ」?

「NHK大河ドラマ特別展『西郷どん』」のプレス向け内覧会で大久保利通の肖像画と並んだ瑛太さん
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「NHK大河ドラマ特別展『西郷どん』」のプレス向け内覧会で大久保利通の肖像画と並んだ瑛太さん

 俳優の瑛太さんが25日、東京芸術大学大学美術館(東京都台東区)で26日から開催される展覧会「NHK大河ドラマ特別展『西郷どん』」のプレス向け内覧会に出席。瑛太さんは
自分が演じる大久保利通の肖像画とツーショット撮影に臨み、「(肖像画の)実物を見ると正直、本当に実在した人なんだってひしひしと実感をするというか。大久保は写真好きだったので、風貌であったり、容姿の作り方から、人間性の面白さや素晴らしさを実感しました」と印象を語った。

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 また、小物が好きだったという大久保が大切にしていた懐中時計を前にし、「僕も小物が好きで、懐中時計を持っているので、似ているところはあるのかな」といい、「倫敦(ロンドン)って書いてあって、どこか周りの人間と『オレは違うんだ』って主張していて、大久保らしさを感じました」としみじみと話していた。

 放送中のNHK大河ドラマ「西郷どん」と連動しながら、主人公の西郷隆盛ゆかりの歴史資料や美術品などにより、その人物像と激動の時代を浮き彫りにする特別展。西郷の風貌を最も忠実に伝えるとされる肖像画や、座右の銘を記した書「敬天愛人」、西郷がその婚礼に尽力した篤姫が所有していた華麗な調度品など展示。また幕府瓦解(がかい)のきっかけとなった幕末の最重要史料「討幕の密勅」、あの有名な銅像「上野の西郷さん」の制作過程を物語る新出写真も登場する。7月16日まで。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助、鈴木亮平さん)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

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