人気グループ「Hey！Say！JUMP」の八乙女光さんと高木雄也さんが27日、東京グローブ座（東京都新宿区）で開かれたダブル主演の舞台「薔薇（ばら）と白鳥」の公開ゲネプロ後の会見に登場。八乙女さんは「初日（27日）の朝に楽屋に行ったら、数ページほどのダメ出しがあって。大量のダメ出しが……」と苦笑い。それでも八乙女さんは「へこむというより悔しい」と負けず嫌いな面を見せ「お客さんのパワーを借りながらできることを全力で」とアピールした。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
会見には、武田真治さん、佐藤B作さんも出席。脚本・演出を担当した劇作家のG2さんが厳しく、誰がどれだけダメ出しされたか分かるようになっているという。高木さんは「（八乙女さんが）大量のせりふをしゃべっているから」とフォローし、佐藤さんも「初日にあれだけダメ出しがあったら、役者は嫌になっちゃいますよね」と同情した。
それでも八乙女さんは「自分で悩みながらやっていると、素直にG2さんの言葉が入ってくるんですよ。（指摘も）『なるほど』と受け入れちゃう」と説明。「テンパって、ゲネプロの前にG2さんを楽屋に引きずり込み、練習していました」と明かした。また役のせりふの多さに「最初は『無理だ』と思いましたが、入れるしかないので頑張って入れました。イギリスにも2日間（高木さんと）2人で行って、（自身が演じる）マーロウを勉強しましたね。良い刺激をもらって、そうしたらせりふがスッと入るようになった」と話していた。
同作は、16世紀後半に活躍した英国の劇作家ウィリアム・シェークスピア（高木さん）と、同じく天才劇作家として知られるクリストファー・マーロウ（八乙女さん）の友情や葛藤などを描く。奔放な生活で金に困ったマーロウは、貴族の依頼で俳優志望の青年・シェークスピアに劇作を教えることになる。シェークスピアは記憶力などを武器に周囲から信頼を得ていき、刺激されたマーロウも劇作家として自身に真剣に向き合うようになる。だが、マーロウは諜報員からの依頼でシェークスピアの正体を探るうちに、隠された事実を知る……というストーリー。東京公演は同日から6月24日までで、全席指定でS席8800円、A席7800円、B席5800円。大阪公演は6月29日から7月1日まで、森ノ宮ピロティホール（大阪市中央区）で行われる。
