インベスターZ:「ドラゴン桜」作者の人気マンガをドラマ化 清水尋也が初主演で7月期放送 

三田紀房さんのマンガ「インベスターZ」(左)と実写ドラマの主演を務める清水尋也さん (C)「インベスターZ」製作委員会(C)Norifusa Mita/Cork
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三田紀房さんのマンガ「インベスターZ」(左)と実写ドラマの主演を務める清水尋也さん (C)「インベスターZ」製作委員会(C)Norifusa Mita/Cork

 「ドラゴン桜」の三田紀房さんの人気マンガ「インベスターZ」が連続ドラマ化されることが30日、明らかになった。映画「ちはやふる」やドラマ「anone」(日本テレビ系)などに出演した清水尋也さん主演で、テレビ東京の深夜ドラマ枠「ドラマ25」(金曜深夜0時52分)の7月期に放送される。清水さんは連ドラ初主演で、投資に目覚めた天才高校生役を「気負い過ぎず楽しく演じられれば」と話している。

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 原作者の三田さんは「え? ドラマにするんですか? てか、できるんですか?」と実写ドラマ化に驚きを隠せず、「実在の社名とかどうするの? 企業経営者の出演は? いやあ、テレビ東京、思い切ったことするなあ……。 どうせやるなら、ドラマの常識をブッ壊してください。メチャクチャ楽しみにしています!」と期待を寄せている。

 「インベスターZ」は、2013年6月から17年6月までマンガ誌「週刊モーニング」(講談社)で連載され、コミックスは累計100万部を突破している人気マンガ。主人公の財前孝史が、進学校「道塾中学高等学校」で「投資部」に所属し、学校経営のために株式投資を始めるというストーリー。「リアル世界」も魅力で、ドラマにも実在の有名企業や社長たちが続々と登場するといい、詳細は主人公が所属する投資部のメンバーと共に今後、発表される。

 ドラマを手がけるテレビ東京の工藤里紗プロデューサーは「今回の一番の注目は、原作通り『リアル人(びと)』がガンガン登場するところです!」と力を込める。

 「投資部メンバーは役を背負いながら、普通に話題の会社に行き、社員が実際に働いている中でドラマを撮影、社長にも登場していただきます。テレ東ですとWBS、ガイア、カンブリアなどで取材慣れしている社長でも、ドラマとなると 話が違います。役者が本人役を演じるドラマやモキュメンタリーはありますが『インベスターZ』は、ドラマのキャラクターはフィクション、でも社長はノンフィクションという、架空とリアルの融合。まさに『ベンチャー的ドラマ』です」とアピールする。

 主演の清水さんは「初のドラマ主演ということでありがたいのと同時にプレッシャーも感じましたが、気負い過ぎず、楽しく演じられればいいなと思いました」といい、「演じる上では、周りのキャラが強いので、それに対するリアクションやツッコミを武器に、受けつつも倍で返すことを意識しました。『お金』や『投資』のことをこんなに楽しく学べるドラマは、今作以外、存在しないと思います。 ぜひご覧ください」と呼びかけていた。

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