良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
俳優の田中圭さん主演の連続ドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)がクランクアップを迎えた。“ヒロイン”の吉田鋼太郎さんが一足先に最後のシーンを撮り終えると田中さんは号泣。「人のクランクアップで泣いたのは初めて……」ともらす田中さんのそばには、包容力たっぷりの優しい笑顔を浮かべながら、いとおしそうに見つめる吉田さんの姿があったといい、「撮影が始まったら『圭を愛していれば問題ない』と気づいた。家で考えてきた演技プランも、この現場に来るとほぼ通用せず、ただただ圭に引き出してもらった芝居をずっとやっていたような気がします」と吉田さんも明かし、田中さんの胸をさらに熱くさせた。
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吉田さんから遅れること数時間、クランクアップを迎えた林遣都さんは「この撮影チームの雰囲気が大好きで、毎日帰りたくなくて。こういう経験はこの先もなかなかないだろうなって思っていました」と切り出すと、「圭くんと出会えて本当によかった」と告白。「圭くんと2人で、こういう難しい話だからこそ……」と続けようとしたところで涙がこらえきれなくなったが、それでも「休みの日もなるべく一緒に過ごすようにしました。だからこそ、役にちゃんと気持ちを入れることができました。感謝、感謝、本当に感謝しています」と何とか言葉を絞り出し、周囲の感動を誘った。
それから数時間後、とうとう田中さんもクランクアップ。田中さんは「言いたいことが多すぎて……」と素直な気持ちを吐露しつつ、「すごく、すごく幸せな環境でお芝居をさせていただいているなと毎日感謝しながら過ごすことができました。本当に幸せな時間でした」としみじみ。「『何かもう一歩踏み込んだ作品をやりたいな』と感じていた矢先に、この作品と出会い『ここで自分がやりたいものをやれたらいいな』という思いで撮影に入りました」と話すと、「最初の方は不安もあったんですけど、信頼できるキャストやスタッフの皆さんと現場を重ねていくうちに『どうにかなるんじゃないか』と。第1話を見て、それは確信に変わりました。今振り返ると撮影はあっという間でしたけど、みんなでよりよいものを目指しているんだなって、強く感じる日々でした」と振り返った。
また田中さんは最後に「みんなのことが好きすぎて、みんなが優秀すぎて、こんな現場に本当に感謝しかありません。みんな大好きです!」と万感の思いを込め、その場にいる全員に“愛の言葉”を贈った。
「おっさんずラブ」は、女好きだがモテない33歳の主人公・春田創一(田中さん)が、ピュアすぎる乙女心を隠し持つおっさん上司・黒澤武蔵(吉田さん)と、イケメンな後輩の牧凌太(林さん)から迫られる異色のラブストーリー。2016年12月に深夜の単発ドラマとして放送され、今回連続ドラマ化された。
最終話「HAPPY HAPPY WEDDING!?」は6月2日午後11時15分に放送される。
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