良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
女優の中谷美紀さんが主演を務める連続ドラマ「あなたには帰る家がある」(TBS系、金曜午後10時)の第8話が1日に放送される。秀明(玉木宏さん)との結婚生活に別れを告げた真弓(中谷さん)は、娘の麗奈(桜田ひよりさん)との2人暮らしにすがすがしさを感じていたが、突如、麗奈から「学校を辞めたい」と言われ困惑。秀明に相談しようかと一瞬迷うが、真弓は秀明に頼らず一人で解決しようと決意する。
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一方、秀明は一人暮らしのアパートに押しかけてきた綾子(木村多江さん)を断り切れないでいた。秀明を支えたいとハローワークで働き口を探し始めた綾子は「離婚して実家には戻れないが、結婚が決まっている」と説明し、食堂での仕事を見つける。綾子の夫・太郎(ユースケ・サンタマリアさん)は、綾子が自立しつつあることに焦り、「過去から逃れられると思うなよ!」と綾子を脅す。
そんな中、真弓や秀明は麗奈が出場する陸上の県予選の応援に行くことに。しかし、麗奈は目前で逃げ出してしまい、ようやく見つけた麗奈の口からは意外な本心が明らかになる。「もう頑張れない」と泣く麗奈を見て、真弓は何も分かっていなかったことを思い知らされる。麗奈の悩みの元凶が自分であることを知った秀明は、真弓とは違う形で麗奈に向き合おうとするが、麗奈は秀明に反発し続ける。秀明は麗奈の信頼と親子の絆を取り戻せるのか……という展開だ。
ドラマは直木賞作家・山本文緒さんが1994年に発表した長編小説が原作。中谷さん演じる結婚13年目の専業主婦・真弓が職場復帰に奮闘する様子や、夫の不倫に直面する姿などを描いたブラックコメディーで、スタッフが100人以上の女性を対象に夫や子育て、仕事と家事の両立についてリサーチし、「オンナの本音」を基にした赤裸々なエピソードを盛り込んだ「夫婦あるあるネタ」も登場する。
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