クレヨンしんちゃん:しんちゃん声優・矢島晶子が降板 「しんのすけの声を保ち続けることが難しくなった」

「クレヨンしんちゃん」で主人公・野原しんのすけの声優を務める矢島晶子さん
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「クレヨンしんちゃん」で主人公・野原しんのすけの声優を務める矢島晶子さん

 人気アニメ「クレヨンしんちゃん」(テレビ朝日系)で主人公・野原しんのすけの声優を務める矢島晶子さんが降板することが1日、明らかになった。29日の放送をもって降板する。矢島さんは1992年4月13日の番組放送開始から26年3カ月にわたってしんのすけを演じてきた。

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 矢島さんから「しんのすけの声を保ち続けることが難しくなり、キャラクターの声を作る作業に意識が集中して、役としての自然な表現がしづらくなった」と降板の申し出があったという。新キャストは今後、発表される。

 アニメの公式サイトでは「これまで『クレヨンしんちゃん』に生き生きとした、大変魅力あるキャラクター性を吹き込んでいただき、長きにわたって作品を支え続けていただいた矢島晶子さんの多大なる功績に、番組関係者一同、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」とコメントが掲載された。

 ◇矢島さんのコメント

 27年間、春我部の「嵐を呼ぶ5才児」と一緒に過ごして参りましたが、この度、野原家から離れることにいたしました。理由は、しんのすけの声を保ち続けることが難しくなったためです。

 キャラクターの声を作る作業に意識が集中し、役としての自然な表現ができにくくなってしまったためです。

長い間、皆様に親しんでいただき、本当に感謝しております。

 しんのすけというキャラクターとは離れますが、声の仕事には関わっていきます。また別の機会に他のキャラクターでの私の演技を受け取っていただけましたら幸いです。

 27年間、ありがとうございました。

 矢島晶子

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