クレヨンしんちゃん:劇場版アニメ最新作「奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション」2026年夏休み公開 “妖怪の国”へ迷い込む!?

アニメ「クレヨンしんちゃん」の劇場版最新作「映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション」のスーパーティザービジュアル(c)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2026
1 / 3
アニメ「クレヨンしんちゃん」の劇場版最新作「映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション」のスーパーティザービジュアル(c)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2026

 人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の劇場版33作目となる最新作「映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション」が、2026年の夏休みに公開されることが12月13日、明らかになった。舞台は“妖怪の国”で、秋田県の夏の風物詩・大曲の花火大会を見るためにひろしの故郷である秋田へ行くはずだった野原家が、妖怪の国へ迷い込み、まか不思議な世界で予測不能な大冒険を繰り広げることになる。

あなたにオススメ

 テレビアニメシリーズの演出を2022年から担当し、「映画クレヨンしんちゃん」シリーズでは2024年から絵コンテ、パート演出を担当している渡辺正樹さんが、初めて映画シリーズの監督を務める。テレビシリーズの脚本を手がけてきた中村能子さんが脚本を担当する。

 夜空を見上げるしんのすけと色鮮やかな“妖怪花火”が描かれたスーパーティザービジュアルが公開された。「ゆかいで不思議な出会い。」というコピーが添えられている。天狗の衣装をまとった“天狗しんのすけ”のアイコンも公開された。

 渡辺監督は「日本を代表するアニメのひとつ『映画クレヨンしんちゃん』。その監督のバトンを受け継ぎ、プレッシャーとともに心から感激しております。今回は日本の原風景が残る妖怪の国を舞台に、天狗になったしんのすけが大活躍! 野原家がいろいろな妖怪と出会い、毎度のことながらハチャメチャでワクワクな展開が待っています。野原家のひと夏の大冒険を、劇場へ見に来てもらえたらうれしいです!」とコメントを寄せている。

- 広告 -

 中村さんは「自分が子供だった頃より、今はいろいろなことがあっという間に変わっていく時代になったと感じます。『昔の方が良かったこともある。でも今だって。そしてこれからもきっと──』そんな願いを胸に『映画クレヨンしんちゃん』の脚本を、緊張しながらも初めて書かせていただきました。しんのすけと一緒に、みなさんにも不思議な冒険の旅を楽しんでいただけたら幸いです!」と話している。

 野原しんのすけ役の声優の小林由美子さんは「今度の映画クレヨンしんちゃんはぁ なんか ようかい? そうです……!! ありそうでなかった妖怪×しんちゃん! 父ちゃんの故郷、秋田を舞台にみんなも知ってるあんな妖怪やこんな妖怪がしんちゃんと一緒に大暴れ!! そこで繰り広げられる、妖怪としんちゃんの奇々怪々な物語とは……!! しんのすけとの不思議でゆかいな夏を皆様と過ごせる日が今から待ち遠しいです!! 乞うご期待ください!!」と語っている。

 「映画クレヨンしんちゃん」シリーズは、1993年に第1作となる「映画クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王」が公開された。劇場版シリーズ史上初となる全編3DCGアニメーション「しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~」が2023年に公開されたことも話題になった。2024年に公開された「映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記」(佐々木忍監督)は興行収入が25億円を突破し、劇場版シリーズの歴代最高興行収入記録を更新した。インドを舞台とした「映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ」(橋本昌和監督)が今年公開された。

「映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション」スーパーティザー映像

写真を見る全 3 枚

アニメ 最新記事