ブラックペアン:ロボット心臓外科手術の裏側に迫る 「ゲンバビト」でパイオニアに密着

10日放送の「ゲンバビト」の一場面 (C)CBCテレビ
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10日放送の「ゲンバビト」の一場面 (C)CBCテレビ

 音楽グループ「電気グルーヴ」のメンバーで俳優のピエール瀧さんがMCを務める番組「ゲンバビト」(CBCテレビ・TBS系、日曜午後11時半)で、連続ドラマ「ブラックペアン」(TBS系、日曜午後9時)にも登場した手術支援ロボットによる心臓手術の裏側を紹介する。ドラマの医療用ロボット監修を務めているニューハート・ワタナベ国際病院が舞台。手術支援ロボット「ダビンチ」(劇中の名称は「ダーウィン」)を使った心臓手術のパイオニアに密着し、10日の番組で放送する。

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 手術支援ロボットをまるで自分の手のように操るロボット心臓外科手術の第一人者に加え、あうんの呼吸で器械出しをし、手術のスムーズな進行や手術時間の短縮にも大きく貢献するオペナース、麻酔をかけるだけでなく、手術中の患者の容体管理や、麻酔が覚めた後の痛みのコントロールにまで気を配る麻酔科医が登場。チーム一丸となって、患者の体の負担を最小限にしようと奮闘、努力する姿を映し出している。

 「ゲンバビト」は、現場で働く人を「ゲンバビト」と呼び、その仕事ぶりや、仕事の裏側を紹介。取り上げる仕事に詳しいゲストをスタジオに招き、ピエール瀧さんがトークを繰り広げる。

 10日の番組には、「ブラックペアン」の医療監修を務める帝京大学医学部付属病院の下川智樹主任教授と、劇中で新人オペナース・花房美和を演じている女優の葵わかなさんも出演し、実際の手術現場の様子や、ドラマとの違いなどを語る。

 ピエール瀧さんは「リアルな最先端医療の現場では、一人の患者の命を救うために、技術&テクノロジー&精神を一つにして難解な手術に臨んでいることがよく分かります。プロフェッショナルな“ゲンバビト”たちの真摯(しんし)な姿勢から学ぶ部分は多いと思います」とコメントしている。

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