是枝裕和監督が総合監修を務めるオムニバス映画「十年 Ten Years Japan」(2018年秋公開)の特報と、ティザービジュアルが8日、公開された。同ビジュアルには、半分消えかかっている「十年」の文字がデザインされ、「未来とは、今を生きること」「高齢化、AI教育、デジタル社会、原発、徴兵制ーー5人の新鋭監督が、今の未来を見つめる」という文章が添えられている。
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特報は約50秒。昨年の釜山国際映画祭で行われた製作発表の映像から始まり、同映画を構成する「DATA」(津野愛監督)、「いたずら同盟」(木下雄介監督)、「美しい国」(石川慶監督)、「PLAN75」(早川千絵監督)、「その空気は見えない」(藤村明世監督)の5作品の一場面が映し出される。「いたずら同盟」に主演する國村隼さんや、「DATA」に主演する杉咲花さんの姿も収められている。
「十年 Ten Years Japan」は、香港で社会現象になったというオムニバス映画「十年」を題材にした日本版オムニバス映画。日本版は、日本、タイ、台湾のそれぞれで、自国の現在、未来への多様な問題意識を出発点に、各国約5人の新鋭映像作家が独自の目線で10年後の社会や人間の姿を描く国際共同プロジェクト「十年 Ten Years International Project 」の一環として製作される。
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