21~24日に横浜市で開催される「フランス映画祭 2018」のフェスティバル・ミューズを務める常盤貴子さん。横浜出身で、語学番組「旅するフランス語」(NHK Eテレ)にも出演していたことから今回フェスティバル・ミューズに選ばれた常盤さんに、おすすめのフランス映画や女優の仕事について聞いた。
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フランス映画祭は、1993年から日本で開催されている映画祭。今回で26回目を迎える。同映画祭は93年~2005年は横浜で開催、06年からは場所を東京や地方に移し開催されてきた。今年は13年ぶりに横浜で開催される。国内でのフランス映画全体の活況を図ることや、まだ買い付けのないフランス映画、新進の監督や俳優が日本で紹介される機会を作ることを狙いとしており、日本未公開のフランス映画が上映される。期間は6月21~24日。
20代のころからたくさんのフランス映画を見てきたという常盤さんの大好きな作品の一つは、フランソワ・トリュフォー監督の「映画に愛をこめて アメリカの夜」(1974年)だという。映画スタジオを舞台にスタッフや出演者の人間模様が描かれる同作について「本当に映画愛にあふれた作品。“映画人あるある”もけっこうあって、普段私たちが撮影をしていて『これ笑っちゃうよね』ということが映画になっていたりもするんです。そういうところが好きですね」と魅力を語る。
女性におすすめのフランス映画として、カトリーヌ・ドヌーブさん主演の「昼顔」(1967年)を挙げた。「あの時代のメーキャップもそうですし、イブ・サンローランの衣装もすごくすてき。もし、まだ見ていない人がいるのだとしたら、(これを見れば)すごくすてきな大人の女性を目指せるのかなと。永遠の憧れですね」と思いをはせた。
常盤さんは、フランス映画に「総合芸術をすごく感じる」という。「メークもそうだし、衣装もそうだし、セットの色遣いも全部計算されている。だから、フランス映画を見ると、自分がおしゃれになった気がするし、それが自分の中に吸収されていくんだなと思うとうれしくなる」と話す。
フランス映画が自身の演技にも影響を与えているという常盤さん。「良くも悪くもなんですけど、どんどんそっち(フランス映画)の方向に傾いてしまっているので、答えがすぐに出るようなものに対して『それは本当に面白いの?』と思うようになってきてしまっていて、ちょっと困ってます。あんまりフランスに傾倒するのもどうかな、どこかでアメリカ色も入れていかないと、みたいな……」と笑顔を見せた。
愛情と熱を持って映画について語る常盤さんに、「人生において女優という仕事はどんな存在か?」と聞くと、「支え」という一言が返ってきた。「やっぱりお芝居することがすごく好きだなと思うので、それ以外のお仕事もすべてお芝居につなげて考えてしまうところがある。それがなくなってしまうと、どうやって生きていったらいいんだろうって……」といい、「仕事としてではなくて、お芝居をすることが一番楽しいことなんです」と力を込めた。
次回は、フランスでのエピソードや女性が輝き続ける秘訣(ひけつ)を聞く。
<プロフィル>
ときわ・たかこ 1972年4月30日生まれ、横浜市出身。1991年に女優デビュー。95年に出演したテレビドラマ「愛していると言ってくれ」(TBS)が大ヒットする。映画「赤い月」(2004年)で第28回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。主な最近の出演映画に「だれかの木琴」(16年)、「花筐/HANAGATAMI」(17年)など。
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