女優の米倉涼子さんや上戸彩さんらが所属する芸能事務所「オスカープロモーション」の初の男性エンターテインメント集団「男劇団 青山表参道X」の旗揚げ公演「SHIRO TORA ~beyond the time~」が14日、初日を迎え、東京都内でのゲネプロ前に会見を行った。同作で白虎隊のメンバーを演じる西銘駿さんは、今後、同劇団でやりたい役を聞かれ、「可愛いのにすっごい腹黒い悪役」と答えて、周囲の笑いを誘った。
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会見には、西銘さんのほか、リーダーの栗山航さん、副リーダーの塩野瑛久さん、「仮面ライダーエグゼイド」主演の飯島寛騎さんが出席した。「仮面ライダーゴースト」で主演した西銘さんは「僕は結構、ヒーローっていうか、正義感強めな役が多いので、悪役に挑戦してみたい。悪役のお芝居の深さが、難しいと思える部分」と熱弁。栗山さんに「西銘にできるかなあ。顔が可愛いからなあ」とからかわれると、「だからそれですよ。可愛いのにすっごい腹黒い役。あっ、自分で『可愛い』って言っちゃった……」と照れて、メンバーを笑わせていた。
「男劇団 青山表参道X」は、同事務所1970年の創業以来47年で初となる男性のエンターテインメント集団。同事務所に所属する若手俳優やモデルから選抜し、メンバーには、特撮ドラマ「牙狼」主演の栗山さん、「獣電戦隊キョウリュウジャー」の塩野さんらが名を連ねている。
同劇は、明治時代の少年兵・白虎隊が現代にタイムスリップ。廃部寸前の高校の演劇部員と出会い、白虎隊をテーマにした舞台を演じて学園祭の最高賞「シロトラ賞」を取り、廃部の危機を逃れようとする演劇部を救う……というストーリー。