マンガ誌「週刊ヤングマガジン」(講談社)で連載中の南勝久さんの人気マンガ「ザ・ファブル」が実写映画化され、人気グループ「V6」の岡田准一さんが主演を務めることが23日、明らかになった。無敵の天才殺し屋である通称ファブルが主人公のマンガで、岡田さんは初の殺し屋役に挑む。また、木村文乃さん、山本美月さん、福士蒼汰さん、柳楽優弥さん、向井理さん、安田顕さん、佐藤浩市さんが出演することも発表された。2019年公開予定。
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「ザ・ファブル」は、2014年から連載中で、コミックスが14巻まで発売され、累計発行部数は200万部を突破している。17年度講談社漫画賞の一般部門賞を受賞した。天才的な殺し屋として裏社会で恐れられる通称ファブルが、ボスから「1年間殺し屋を休業し、大阪で一般人として普通の生活を送る」という指令を与えられ、殺しを封印して佐藤アキラという偽名で普通の生活を始める……というストーリー。
映画では、岡田さんがファブル/佐藤アキラを演じるほか、木村さんがアキラの相棒ヨウコ、山本さんはアキラが大阪で出会う初めての一般人女性ミサキ、福士さんがファブルを倒して名を上げようとする殺し屋フード、柳楽さんが大阪の暴力組織・真黒(マグロ)カンパニーに属する小島、安田さんが真黒カンパニーの社長の海老原、向井さんが海老原と敵対する派閥を率いる砂川、佐藤さんがファブルをプロの殺し屋に育て上げるボスをそれぞれ演じる。江口カンさんがメガホンをとり、渡辺雄介さんが脚本を担当する。
岡田さん、江口監督、原作者の南さんのコメントは以下の通り。
今回、初めて大人気マンガ原作の映画化作品にチャレンジします。江口カン監督を信じて、キャスト、スタッフの皆様と力を合わせて撮影に臨みたいと思います。初の「殺し屋」役となりますが、殺してはいけないという設定の中でのアクションを全力で楽しみたいです。
映画「ザ・ファブル」は笑えてカッコいいエンターテインメント映画! 僕はこんな映画が撮りたかった!! 原作の面白さを大切に、映画ならではの大掛かりなアクション、クールな映像表現、そして大笑いのコメディーシーンの連続です。岡田准一さんをはじめとする素晴らしいキャストとの現場は超エキサイティング。この熱を、ぜひスクリーンで感じてください!
今回の映画化に当たり、ご尽力いただいている皆様に心より感謝いたします。映画化は僕にとっても大きな夢の一つでした。主演の岡田准一さんをはじめとする演者の方々の迫真の演技と、江口カン監督の好演出で、素晴らしい作品として世に出ることを願っております。映画の尺上、カットせざるを得ない場面や、違う流れで進行する映画版のストーリーは、これまたもうひとつの「ザ・ファブル」として面白いものになると脚本を読んで感じております。公開は来年とのことですが、映画ファンとして僕自身も楽しみに完成を待ち望んでおります。
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