岡田結実:窪田正孝主演ドラマで連ドラ初出演 波乱を巻き起こす新人ナース役

7月スタートの連続ドラマ「ヒモメン」に出演する岡田結実さん=テレビ朝日提供
1 / 1
7月スタートの連続ドラマ「ヒモメン」に出演する岡田結実さん=テレビ朝日提供

 女優の岡田結実さんが、7月にスタートする窪田正孝さん主演の連続ドラマ「ヒモメン」(テレビ朝日系、土曜午後11時15分)に出演する。窪田さん演じるヒモ男の碑文谷翔(ひもんや・しょう)の恋人で看護師の春日ゆり子(川口春奈さん)の後輩の新人看護師・浜野このみ役。岡田さんは連続ドラマ初出演だ。

 このみは、翔がヒモであることを隠しているゆり子に秘密の匂いを感じ取り、それとなく詮索していく役どころ。物語に波乱を巻き起こしていく台風の目的な存在になるという。

 ドラマは、鴻池剛さんのマンガ「ヒモメン~ヒモ更生プログラム」(KADOKAWA)が原作。定職に就かず、彼女・ゆり子のお金だけで生きていく道を選んだヒモ男の翔が、自身のヒモ生活を守るため、ゆり子の危機に徹底的に立ち向かっていく社会派コメディー。ゆり子は翔を更生させようと奮闘しながら、「仕事」「愛」「お金」「平等」について考え、成長していく。ゆり子が幸せをつかむまでのサクセスストーリーも描かれるという。

 ◇岡田さんのコメント

 ――連続ドラマ初出演となりますが、オファーを受けたときの率直なお気持ちを聞かせてください。

 「ついにやらせていただけるんだ!」という思いが、一番に湧いてきました! 同じキャストの皆さんと約3カ月間、一つの作品を始まりから終わりまで作っていくという作業は経験したことがなく、未知の世界なので不安もありますが、それと同時に、楽しもうとする気持ちの方が大きいです。何よりも、ずっと連続ドラマをやってみたかったのでとてもうれしいです!

 ――翔のような、ヒモという生き方を選んだ男性については、どう思われますか?

 この話の真ん中にある「ヒモは誰しもが憧れている道かもしれない」という考えが私は好きです。楽をしたい、働きたくない、というのは誰しもが1回は思ったことはあるのかなと思いますし、働いている人が多い世の中で「私は働きません! 楽して生きます!」と堂々と宣言して実行できる人はそうそういないと思うので、ある意味、人としてスゴいなと思ってしまう部分があります。

 ――ゆり子のようにヒモメンと生きる女性についてはどう思われますか?

 もし友人にゆり子さんみたいな方がいたとしたら…本人が幸せならそれでよいのかなと思います。でも…もし私の彼氏がヒモメンだとしたら、『働かざる者食うべからず』です。働かない人にお金はあげたくないと思っちゃいます。矛盾していますけど(笑い)。

 ――ご自身の役柄・浜野このみは、どんな女の子だととらえていますか?

 このみちゃんは、恋多き女の子で、最近多いといわれている肉食系女子かなと思います。仕事や食事会などでの気配りはできると思いますが、空気は読めない気もします。ゆとり世代の代表のような子だと思うのですが、このみちゃんの中にだけ通っている“筋”みたいなものがあって、みんなそれを疑問に思いながらも圧倒されて納得しちゃうというか、憎めないトラブルメーカーですね。でもある意味、一番純粋なのかなと思います(笑い)。

 ――実年齢より4歳年上の看護師役ですが、演じる上で大切にしようと思っていることは?

 本職の方にも「あぁ、分かる~!」と思っていただけるような看護師でありたいですし、見てくださる方がクスッと笑っちゃうようなドラマになるよう、少しでもお力添えできたらと思っています! 浜野このみとして、いい意味で皆さんをかき乱せたらなと思っています。

 ――翔役の窪田正孝さん、ゆり子役の川口春奈さんの印象をお聞かせください。

 窪田正孝さんは、どの役にも自然に溶け込んで、まるでその役として生まれたかのような演技をされるので、テレビ越しに見ていて衝撃的な方でした。もし、(彼が)スパイとして出会っていたらだまされていただろうなぁと思っていました(笑い)。川口春奈さんは、モデルとしても女優さんとしても素晴らしくて、「本当に同じ人間ですか?」と問いたいくらい美しいなぁと勝手に思っていました(笑い)。声まできれいなのでびっくりしたのを覚えています(笑い)。

 ――意気込みをお願いします!

 憎めないヒモ男の翔ちゃんと、どこまでも優しいゆり子さんが、もがきながら自分たちの本当の幸せを探し続けるドラマです。形は違うかもしれないけど、もがきながら幸せを探しているのは誰もが一緒だと思うので、そんな人間味をお伝えするのはもちろん、笑いあり涙ありのエンターテインメントとして皆さんの日常に溶け込めるように精いっぱい努めたいと思っています!

ウナギノボリ

テレビ 最新記事