西郷どん:村田新八役・堀井新太が喜界島を訪問 屋敷跡でスピリチュアル体験「体中に電気が…」

鹿児島県・喜界島で村田新八のゆかりの地をめぐった堀井新太さん (C)NHK
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鹿児島県・喜界島で村田新八のゆかりの地をめぐった堀井新太さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」のイベント「明治維新150周年記念トークイベント 堀井新太と語る村田新八~“西郷の右腕”と呼ばれた男」が、鹿児島県・喜界島で1日に行われ、村田新八役の堀井新太さんが登場。初めて喜界島を訪れたという堀井さんは「暖かい気候、そして穏やかな時間が流れていて、本当に居心地が良かった。今日会った島の人たちみんな温かくて村田新八という人を心から愛しているのを感じ、このパワーを胸に僕も芝居をもっと頑張りたいなと改めて思いました」と気持ちを新たにしていた。

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 堀井さんはこの日の午前中、実際に新八が島に流された際に暮らしていたという喜島家の屋敷跡を訪問。「新八が使っていた井戸の跡では、思わずそこに生えている巨木に触りたくなり、触った瞬間に体中に電気が走るというスピリチュアルな体験をした」といい、「村田新八という実在の人物を演じることの重要性を改めて痛感した」と語った。

 そのほかトークでは「末っ子的な存在なので、先輩方になるべくため口をきかないようにしているが、たまに飛び出してしまい時々怒られてしまう」「(西郷吉之助役の)鈴木さんが体を鍛えて大きくなっているので、自分でもトレーニングしているが、どうしても並ぶと小さく見えてしまう」といった撮影現場のエピソードを披露。

 また堀井さんは「スタッフに頼んで釣りに行き、とてもきれいな海を見て感動したのと、カワハギを釣ることができてうれしかった」や「お昼ごはんに、豚骨(骨付きの豚の角煮)やジーマミー豆腐やゴーヤといった地元の料理をいただき、とてもおいしかった。将来住んでみたくなるぐらい魅力的な場所」と印象を明かすなど、島を満喫した様子だった。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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