サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会は15日に決勝戦が行われる。国際サッカー連盟(FIFA)ランキング7位のフランスと同20位のクロアチアが激突。サッカーもサッカーゲームも大好きなおじさんゲーマーがエレクトロニック・アーツ(EA)の公式ゲーム「FIFA 18」(PS4)でシミュレートした。(選手名敬称略)
ウナギノボリ
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ゲーム中のチーム力は、フランスがATT(攻撃)86、MF(中盤)84、DEF(守備)81に対し、クロアチアが80、82、78で、フランスが優位というデータだった。フランスは、エースのグリーズマン、スピードのあるエムバペ、中盤の要のポグバが注目選手。対するクロアチアは、モドリッチとラキティッチの2人の司令塔がカギを握る。試合の操作は、公平を期すためコンピューター任せにした。
キックオフから地力で勝るフランスが押し込む形になった。だがクロアチアも得意のパスワークで、フランスに対抗。すると前半26分に試合が動く。クロアチアがカウンターで左サイドを突破し、ペリシッチがドリブルをしてペナルティーエリアに侵入。ラストパスを受けたFWのマンジュキッチが右足を振り抜いて、クロアチアが先制する。フランスは前半33分にPKを得たが、グリーズマンのキックは止められてしまい、前半はクロアチアリードだった。
後半はスコアが激しく動く展開に。後半15分にフランスのマチュイディが左足のミドルシュートを決めて試合を振り出しに戻す。すると後半28分、クロアチアは右サイドからのクロスを、ニアサイドで待ち受けていたラキティッチが押し込んで再び勝ち越した。しかしフランスは後半35分、ポグバのロングパスに反応したエムバペがヘディングで中へ折り返し、FWのジルーがボレーを決めて、再度同点になった。
後半は2対2のままで終わり、延長戦に突入するがスコアは動かず、PK戦にもつれ込んだ。お互いのチームが1人ずつ外して5人目。クロアチアは見事に決めたが、フランスはGKに阻止されてしまい、クロアチアが4-3でPK戦を制した。
念のため、その後2回シミュレーションをしたところ、1対0、0対1で、成績は互角だった。ゲームの数値ではフランスが上だが、クロアチアの2人の司令塔・モドリッチとラキティッチが活躍するとチャンスが目立って増えたのが印象的。フランスがこの2人をどう抑さえるかがカギを握りそうだ。
「FIFA 18」は、EAが制作した本格派のサッカーゲーム。W杯に出場したチームや選手はもちろん、公式球、12のスタジアム、トロフィーまでも再現するなど、本物そっくりの演出でW杯が楽しめる。
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