ハゲタカ:週刊エコノミスト編集長が語る 日本経済の“失われた20年”

連続ドラマ「ハゲタカ」の初回の一シーン=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「ハゲタカ」の初回の一シーン=テレビ朝日提供

 俳優の綾野剛さん主演の連続ドラマ「ハゲタカ」(テレビ朝日系、19日午後9時スタート)の放送を前に、経済誌「週刊エコノミスト」の藤枝克治編集長が、ドラマの舞台となるバブル崩壊後の“失われた20年”と原作者の真山仁さんについて語る特集紙面が17日発行の毎日新聞朝刊に掲載された。

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 「ハゲタカ」は、真山さんが2004年に発表し、累計240万部を突破した同名小説が原作で、07年にNHKでドラマ化、09年には映画化もされている。ドラマは、外資系ファンドを率いる伝説の企業買収者・鷲津政彦(綾野さん)が、企業を食い荒らす“ハゲタカ”とバッシングを浴びながら、不良債権を抱えた大銀行や経営不振の名門企業へ買収劇を仕掛けていく……という物語。渡部篤郎さんが、エリートバンカー・芝野健夫役で出演。ほかに鷲津の最大の敵へと成長していくホテルウーマン・松平貴子を沢尻エリカさん、鷲津の前に立ちはだかる銀行の取締役・飯島亮介を小林薫さんが演じている。

 特集紙面では、ドラマを通じて描かれるバブル崩壊後の1997年から2018年までの日本経済が迷走した“失われた20年”を年表でまとめ、藤枝編集長が1997年の山一証券が廃業を発表した記者会見の思い出から、現在の日本経済の状況を解説している。さらに、原作者の真山さんが同誌で連載したエッセー「アディオス・ジャパン(サヨナラ日本)」についても紹介している。

 ドラマは、19日から毎週木曜午後9時に放送。初回は拡大スペシャルで放送される。

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