今週のこの世界の片隅に:第2話 “小姑”襲来で波乱? 径子がワケあり里帰り! すずはストレスをため…

連続ドラマ「この世界の片隅に」第2話の場面写真 (C)TBS
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連続ドラマ「この世界の片隅に」第2話の場面写真 (C)TBS

 こうの史代さんの名作マンガが原作の連続ドラマ「この世界の片隅に」(TBS系、日曜午後9時)の第2話が22日に放送される。結婚式から一夜明け、北條家で目覚めたすず(松本穂香さん)は周作(松坂桃李さん)の寝顔を見つめながら、結婚したことを実感する。1カ月がたったころ、周作の姉・径子(尾野真千子さん)が娘の晴美(稲垣来泉ちゃん)を連れて北條家にやってくる。どうやらそれは、ただの里帰りではないようで……。

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 第2話は15分拡大版で放送。すずが周作のもとに嫁いで数日がたった。山の上に建つ北條家には水道が通っておらず、共同井戸まで水をくみに行くのがすずの日課となる。近所のことなら何でも教えてくれる刈谷タキ(木野花さん)をはじめ、近隣の住民たちとも徐々になじみになってきたすずは、タキの娘・幸子(伊藤沙莉さん)や堂本志野(土村芳さん)ら同世代の女性と話が弾み、自分が嫁いで来たことを実感する。

 一方ですずには、“ある悩み”があり、徐々にストレスになっていく。そんなある日、径子が晴美を連れて北條家に帰ってくる。嫁ぎ先の黒村家と折り合いが悪く、しばらくは戻らないという。径子は北條家の家事は自分がやるから、すずは実家に帰れと言い放つ。周作は反対するが、周作の母・サン(伊藤蘭さん)と父・円太郎(田口トモロヲさん)は径子の意見に賛同し、すずは嫁いで1カ月で実家に帰ることになる。

 「この世界の片隅に」は、マンガ誌「漫画アクション」(双葉社)で連載され、2009年に「文化庁メディア芸術祭」のマンガ部門優秀賞を受賞。戦時中、広島・呉に嫁いだ18歳のすずの生活が、戦争の激化によって崩れていく様子が描かれた。コミックスの累計発行部数は130万部を突破し、16年公開の片渕須直監督が手がけた劇場版アニメはロングヒットを記録した。

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