この世界の片隅に:第2話視聴率10.5%と2桁キープ “小姑”襲来ですずさんは…

TBS系日曜劇場「この世界の片隅に」でヒロインを務める松本穂香さん(左)と夫役の松坂桃李さん
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TBS系日曜劇場「この世界の片隅に」でヒロインを務める松本穂香さん(左)と夫役の松坂桃李さん

 こうの史代さんのマンガが原作のTBS系の日曜劇場この世界の片隅に」(日曜午後9時)の第2話が22日、15分拡大で放送され、平均視聴率は10.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)を記録。第1話の10.9%に続き、2週連続で2桁をキープした。

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 第2話は、すず(松本穂香さん)が周作(松坂桃李さん)の元に嫁いで数日、幸子(伊藤沙莉さん)や堂本志野(土村芳さん)ら同世代の女性と話が弾み、自分が嫁いで来たことを実感する。ある日、義姉の径子(尾野真千子さん)が娘の晴美(稲垣来泉ちゃん)を連れて北條家に帰ってくる。嫁ぎ先の黒村家と折り合いが悪く、しばらくは戻らないという径子は家事は自分がやるから、すずは実家に帰れと言い放つ。周作は反対するが、周作の母・サン(伊藤蘭さん)と父・円太郎(田口トモロヲさん)は径子の意見に賛同し、すずは嫁いで1カ月で実家に帰ることになる……という展開だった。

 「この世界の片隅に」は、マンガ誌「漫画アクション」(双葉社)で連載され、2009年に「文化庁メディア芸術祭」のマンガ部門優秀賞を受賞。戦時中、広島・呉に嫁いだ18歳のすずの生活が、戦争の激化によって崩れていく様子が描かれた。コミックスの累計発行部数は130万部を突破し、16年公開の片渕須直監督が手がけた劇場版アニメはロングヒットを記録した。

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