2018年の「ミス・アース」の日本代表選考会が23日、東京都内で開催され、石川県代表のモデル・田中美緒(たなか・みお)さん(24)がグランプリに輝いた。選考会後に開かれた会見で、田中さんは受賞の気持ちを聞かれ「ずっとドキドキしてます。この喜びをみんなで分かち合いたいです」と笑顔を見せた。またミス・アースとしての活動を終えた後に、芸能活動などに興味があるかという質問には「興味はありますが、その前に環境保全を訴えることが重要だと思っています。もっと環境保全の活動に参加したい」と話した。
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「ミス・アース」に応募する前から環境活動に取り組んでいたという田中さんは「石川県を拠点にモデルとして活動し、ファッションショーに出ていました。時々、東京にオーディションを受けに来ました」と語り、「ミス・アースというものを知って応募しました。環境保全だけでなく、ミス・アースとして防災も訴えていきたい」と意気込んでいた。
田中さんは、会見で身長が178センチから、179.5センチに伸びたことを明かしながら「身長が高いのはコンプレックスに感じて悩んだ時期もありました。そこからこのような舞台に立つきっかけをいただき、この身長でも大丈夫だよって認めていただいた」と振り返った。11月3日にフィリピンで行われる世界大会に出場する予定で、世界大会は「高い身長を生かして、世界大会で負けないようにしたい。爪痕を残したい」と力を込めた。
また、恋人の存在を聞かれると、「います」と告白し「今まで支えてくれたので『ありがとう』と伝えたい。支えてくれた全ての方にも感謝を伝えたいです」と照れ笑いしていた。
田中さんは、バスト86センチ、ウエスト62センチ、ヒップ89センチ。趣味は音楽鑑賞、カラオケ。特技はピアノ、バドミントン。この日は、応募総数約2700人の中から選ばれたファイナリスト26人がダンス、水着、ウオーキング、スピーチ審査などに臨んだ。
「ミス・アース」は、01年に第1回の世界大会が行われて以来、ミス・ユニバース、ミス・インターナショナル、ミス・ワールドと並び、世界4大ミス・コンテストの一つに数えられる“美の祭典”。地球環境保護に対する意識や活動を重視しているのが特徴で、例年80カ国以上が参加している。
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