この世界の片隅に:第3話視聴率9.0% すず、リンと出会う 周作とは…

TBS系日曜劇場「この世界の片隅に」でヒロインを務める松本穂香さん(左)と夫役の松坂桃李さん
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TBS系日曜劇場「この世界の片隅に」でヒロインを務める松本穂香さん(左)と夫役の松坂桃李さん

 こうの史代さんのマンガが原作のTBS系の日曜劇場この世界の片隅に」(日曜午後9時)の第3話が29日に放送され、平均視聴率は9.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)だった。日曜劇場では昨年7月期に放送された「ごめん、愛してる」第9話(9月10日放送)の9.8%以来、約10カ月ぶりの2桁割れとなった。

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 第3話は、昭和19(1944)年、戦争の影が忍び寄る中、すず(松本穂香さん)は周作(松坂桃李さん)に別の結婚話があったことを知らされる。モヤモヤとした気持ちを抱えたままのすずは、ヤミ市からの帰り道でリン(二階堂ふみさん)という女性と出会う……という展開だった。

 「この世界の片隅に」は、マンガ誌「漫画アクション」(双葉社)で連載され、2009年に「文化庁メディア芸術祭」のマンガ部門優秀賞を受賞。戦時中、広島・呉に嫁いだ18歳のすずの生活が、戦争の激化によって崩れていく様子が描かれた。コミックスの累計発行部数は130万部を突破し、16年公開の片渕須直監督が手がけた劇場版アニメはロングヒットを記録した。

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