健康で文化的な最低限度の生活:第4話 吉岡里帆“シングルマザー”安達祐実をめぐって山田裕貴と対立!

連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」の第4話のシーンカット=関西テレビ提供
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連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」の第4話のシーンカット=関西テレビ提供

 女優の吉岡里帆さん主演の連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(関西テレビ・フジテレビ系、火曜午後9時)の第4話が7日、放送される。4話には女優の安達祐実さんがゲスト出演。生活保護受給者を支援する新人ケースワーカーの義経えみる(吉岡さん)の同期の七条(山田裕貴さん)が、子育てにも求職活動にも精力的なシングルマザー・岩佐朋美(安達さん)を担当。朋美の対応をめぐって、えみると七条が対立する。

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 一年前に夫のドメスティック・バイオレンス(DV)が原因で離婚し、以来、生活保護を受けている朋美が、七条を訪ねて窓口へやって来る。朋美は6歳になる娘の育児をしながら求職活動にも積極的。七条は朋美に、同じく女手一つで自分を育ててくれた母の姿を重ね、熱心に求職活動を勧める。一方、朋美の面談中に娘の咲(吉澤梨里花ちゃん)と遊んでいたえみるは、咲の異変に気付き、朋美が咲をストレスのはけ口にしているのではないかと疑う。すぐに七条に相談するが、朋美びいきの七条は、「あの人なら大丈夫」とまともに取り合おうとしない。

 数日後、求職活動の状況を確認しようと七条が朋美に連絡すると、面接を受けた会社に採用されたといううれしい報告が。自分のことのように大喜びする七条だったが、なぜかその日を境に、朋美と連絡がつかなくなってしまう。さらに、七条が街中で見かけた朋美に声をかけるが、朋美はあわてて逃げ出してしまう。

 七条の上司・京極(田中圭さん)は、これ以上、朋美と連絡が取れないなら、生活保護の打ち切りを検討するよう指示する。するとそこへ朋美の妹がやってきて、就労が決まったという朋美の話がうそだったことが判明する。仕事でのつまずき、夫のDV、生活保護を受けている負い目など、同年代の生き生きした女性たちと自分の人生を比べ、追い詰められていた朋美は、とっさにうそをついてしまったのだ。

 七条は、そんな朋美の精神状態を心配しつつも、今まで通り、励ましの言葉をかける。えみるは、朋美の表情から、このままでは朋美が壊れてしまうのでは、と心配する。そして、朋美の就労に向けて再び話を進めようとする七条とえみるは言い争いになる。そんな中、娘からの手紙で、別れた妻が亡くなったことを知った阿久沢(遠藤憲一さん)は仕事に身が入らない。阿久沢にさらなる人生の転機が訪れようとしていた……というストーリー。

 ドラマは、マンガ誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で柏木ハルコさんが連載中のマンガが原作。新人ケースワーカーのえみるが、何らかの事情で生活に困り、生活保護を受けている受給者たちのさまざまな人生に向き合いながら、自立させようと奮闘する姿とえみるの成長を描く。

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