音楽ユニット「Kalafina(カラフィナ)」のWakanaさんが、9月から初のソロツアーを開催することが11日、分かった。同日に東京オペラシティ(東京都新宿区)で行われたコンサート「Kalafina“Wakana”・龍 真咲シンフォニーコンサート with ローマ・イタリア管弦楽団」で発表された。会場で取材に応じたWakanaさんは「道、見つかりました。9月からツアーをやります」とソロ始動を宣言した。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
Wakanaさんは、今年3月以来の公の場で「いろいろな自分のこれからの道も探しながらだった」と休止期間を振り返ると、「道、見つかりました。9月からツアーをやります。9月24日に六本木のEXシアターでスタートして、私のふるさとの福岡、名古屋、大阪へ行かせていただきます」と声を弾ませた。
この日、久しぶりにファンの前で歌を披露したWakanaさんは、「こんなに歌わなかったのは10年間なかったので、すごく久しぶりに喉を休ませられたというか。歌っていて気持ちがいいなって思いましたし、楽しいですね。やっぱり」と笑顔。コンサートでは初めて作詞を手掛けた楽曲「時を超える夜に」も初披露され、「自分の道を示せるのかなって思いますし、分からないことだらけなんですけど、自分の音楽を追究していきたいなって思っています」と思いを語った。
所属事務所によると、Kalafinaの本体の活動は未定といい、Wakanaさんは「それぞれの道(を歩む)ということで、私も音楽で自分がどういうふうに、どんな音楽を歌えるのか模索して、道を見つけました」と話していた。
コンサートは、Wakanaさんと2016年に宝塚歌劇団を退団した龍真咲さんが「ローマ・イタリア管弦楽団」と共演。Wakanaさんはオーケストラアレンジされた「Kalafina」の楽曲、龍さんは映画やミュージカルの楽曲をローマ・イタリア管弦楽団の演奏をバックに、約1600人のファンの前で歌い上げた。