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高良健吾:日本映画界の“巨匠”から殺陣指導 杖が「ライトセーバーに見えて…」

映画
映画「多十郎殉愛記」の制作発表会見に参加した高良健吾さん

 俳優の高良健吾さんが21日、東京都内で行われた2019年公開の主演映画「多十郎殉愛記」の制作発表会見に登場した。映画は「木枯し紋次郎」(1972年)、「新・極道の妻たち」(91年)などで知られる日本映画界の巨匠・中島貞夫監督の20年ぶりの新作。高良さんは中島監督が普段ついている杖(つえ)で殺陣の指導を受けたというエピソードを披露し、司会を務めたお笑いタレントの清水圭さんから「監督は『スター・ウォーズ』でいうとヨーダみたいな方ですね」と指摘されると、「杖が刀になるんですよね。たまにライトセーバーに見えて……」と笑顔で答えていた。

 会見には共演の多部未華子さん、木村了さんも出席。今作は「時代劇の技術を次世代に継承するため」に製作されたといい、京都の撮影所で映画撮影の経験を積んだ中島監督は「京都の映画界そのものが、時代劇をやってきた撮影所で、それが壊れると日本から時代劇が消えてしまう。時代劇の本質である立ち回りを押さえておかないと、消えてしまうという危機感が強くある」と明かし、「(殺陣は)生きるか死ぬかの戦いなので、立ち回りにはドラマ、愛があるはず。それの押さえ方を継承してほしい。今回やったことは無駄にならないと確信しています」と自信を見せた。

 高良さんは、中島監督から「殺陣は思いやり。信頼がないとできない。相手をけがさせたらダメ、(自分が)けがをしたらダメ」などと教えを受けたことを明かし、多部さんも「監督のために頑張りたいという気持ちが強い現場で、監督のことを考えられる毎日は幸せでした。『これは一種の恋だよね』って、高良君とよく話していました」とコメント。木村さんは「本当に緊張の毎日で、楽屋から出たくないという気持ちでしたけど、日が進むにつれて監督の人柄に心を奪われ、最終日は帰りたくなかったです」と話していた。

 映画は、幕末の京都が舞台。尊皇攘夷(じょうい)を夢見て長州を脱藩した清川多十郎(高良さん)は、居酒屋「満つや」で用心棒をして過ごしていた。店を切り盛りするおとよ(多部さん)は、多十郎に好意を寄せるが、多十郎は気付かない。ある日、多十郎が尊皇攘夷のために脱藩したと信じていた異母弟・数馬(木村さん)が上洛してきた。そんな中、町方からの注進で多十郎の存在を知った見廻(みまわり)組が多十郎を襲撃。多十郎、おとよ、数馬の運命は……というストーリー。

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