土屋太鳳:「寝顔」に劣等感 「半目が開いていたり…」

映画「累-かさね-」の完成披露試写会に登場した土屋太鳳さん
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映画「累-かさね-」の完成披露試写会に登場した土屋太鳳さん

 女優の土屋太鳳さんと芳根京子さんがダブル主演する映画「累-かさね-」(佐藤祐市監督、9月7日公開)の完成披露試写会が22日、東京都内で開催された。ストーリーにちなみ、自身が劣等感を抱くことについて聞かれた土屋さんは「寝顔です。半目が開いていたり、笑いを誘う寝顔みたいで。よく映画でヒロインの寝顔にドキッとするシーンがありますが、私の場合はそれは期待できない」とこぼし、観客の笑いを誘った。

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 舞台あいさつには、共演の芳根さん、人気グループ「関ジャニ∞」の横山裕さん、檀れいさん、浅野忠信さん、佐藤監督も登場。劣等感についてのトークで、横山さんは「(肌の)色の白さです。テレビの収録でカメラの前に立つと、照明さんがザワつくんです。『照明変えなきゃ』みたいな」と明かした。続けて浅野さんは「おじさんになると劣等感ばかり」といい、土屋さんの寝顔の話を受けて「寝起きの顔を見て『シューマイみたい』と言われたこともある」とジョーク交じりに語った。

 映画はマンガ誌「イブニング」(講談社)で連載中の松浦だるまさんのマンガが原作。伝説の女優を母に持つ累(芳根さん)は、天才的な演技力を持って生まれながらも、醜い容貌を恨み続けて生きてきた。一方、美貌を持ちながらも、花開かずにいる舞台女優のニナ(土屋さん)は、とある理由から女優として大成することに異常な執念を募らせていた。“美貌”と“才能”、互いの足りない部分を埋めるように導かれた2人は反発しながらも互いの目的のため、累の母親が残した、キスした相手と顔を入れ替えることができる不思議な力を秘めた口紅の力を借りて、入れ替わることを受け入れる……というストーリー。

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