2020年の東京五輪の8競技が千葉県の会場で行われることになり、25日にイオンモール幕張新都心(千葉市美浜区)で開催されたイベント「千葉にオリンピック・パラリンピックがやってくる!」に森田健作・千葉県知事が出席した。森田知事は「いよいよあと2年ですよ。あっという間ですよ! 我が千葉県にアスリートの皆さんがやってくる!」と歓喜。「これを縁に、この競技、あの競技を見に行こうと、多くの方が我が千葉県にいらっしゃいます。おもてなしの心、笑顔でお迎えしよう!」と、こぶしを振り上げ興奮気味に観客に呼びかけた。
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イベント「千葉にオリンピック・パラリンピックがやってくる!」は、東京五輪の開催2年前を記念して、東京五輪の競技会場の一つとなる「幕張メッセ」に隣接する同会場で開催。ブラインドサッカーやパラリンピック競技「ボッチャ」などのパラスポーツ体験会や、競技で使われた砲丸やハンマーの展示、スポーツにちなんだステージイベントなどが行われる。26日まで。
オープニングセレモニーには、森田県知事、熊谷俊人・千葉市長、オリンピックのサーフィン競技の会場となる一宮町の馬淵昌也町長のほか、千葉県出身の元大リーガーの石井一久さん、五輪メダリストの岡崎朋美さん(スピードスケート)、中西悠子さん(競泳)、中村礼子さん(同)らアスリートが出席。スポーツ好き芸人として、お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮さん、「南海キャンディーズ」のしずちゃんこと山崎静代さん、お笑いタレントのひょっこりはんさんらも登場した。
しずちゃんは「2012年に(ボクシングで)オリンピックを本気で目指していたので、めちゃくちゃアスリートって尊いなと感じている」といい、「年齢制限が引っかかっちゃうので(東京五輪には出られない)。その代わりに相方の山ちゃん(山里亮太さん)をどつきます」と笑顔で語った。石井さんは「僕はオリンピックに縁もゆかりもないんですが、千葉県出身で千葉のよさは分かってるつもりです」とコメント。観客には「2年後なんで、オリンピックまでに何か目標を持ってください」と呼びかけていた。