透明なゆりかご:不良少女演じたモトーラ世理奈って? 制作統括「今後、面白い存在に」と太鼓判

NHKの連続ドラマ「透明なゆりかご」第6回にゲスト出演したモトーラ世理奈さん
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NHKの連続ドラマ「透明なゆりかご」第6回にゲスト出演したモトーラ世理奈さん

 女優の清原果耶さんが主演を務める連続ドラマ「透明なゆりかご」(NHK総合、金曜午後10時ほか)の第6回「いつか望んだとき」が24日放送され、ファッション誌「装苑」(文化出版局)などで活躍するモデルのモトーラ世理奈さんがゲスト出演した。

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 モトーラさんは1998年10月9日生まれ、東京都出身の19歳。 ロックバンド「RADWIMPS」が2016年に発売したアルバム「人間開花」のジャケットを飾ったほか、女優の二階堂ふみさんのカメラマンとしての初写真集の被写体にも選ばれ、今年4月に「月刊モトーラ世理奈・夏 写真 二階堂ふみ」(小学館)も発売された。

 今回がNHKのドラマ初出演で、主人公のアオイ(清原さん)が出会う不良っぽい見知らぬ少女ハルミを演じた。モトーラさんのことを「初めて知った」という視聴者も多かったようだが、「すごくよくて、目が離せなかった」「アンニュイな雰囲気や圧倒的な存在感が素晴らしい」などの声が上がった。

 ドラマの制作統括の須崎岳さんは「決して演技がうまいとは思わないし、好みは分かれるとは思う」と前置きしつつ、「僕はハマってしまった。見ていて、目が引きつけられる。なんか、すごいものを“見つけてしまった”ような……。ひょっとしたら、今後、女優として面白い存在になっていくんじゃないのかな」と期待を寄せていた。

 「透明なゆりかご」は、20~30代の女性を中心に共感を呼び、コミックスの累計発行部数が325万部を突破している沖田×華(おきた・ばっか)さんの人気マンガが原作。幸せな出産だけでなく、中絶や死産といった産婦人科の陰の部分に向き合いながら、時に明るく、時に切なく、主人公たちの命への祈りにも似た思いを描く。全10回。

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