俳優の堺雅人さんが27日、東京都内で開かれた映画「プーと大人になった僕」(マーク・フォスター監督、9月14日公開)の吹き替え版完成披露試写会舞台あいさつに登場。作品にちなんで少年時代のことを質問された堺さんは「思い出すと、粘土遊びが結構好きで……」と話しながら「僕には3歳の息子がいるのですが、最近粘土遊びを始めて。ただ油粘土があんなに臭いとは……」とぼやいていた。
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堺さんは、女優の菅野美穂さんと2013年4月に結婚し、15年8月に息子が生まれている。堺さんは「子供のころは、油粘土の匂いなんて考えたことはなかったのですけれどもね。油粘土でずっと遊んでいて、ご飯を(平気で)食べていた気がするのだが……」と振り返り、息子と粘土で遊ぶと「今は『うわー!』となって、『(息子に)手を洗いなさい!』と言っています」と話すなど、父の顔を見せていた。
司会から「野を駆けたり、川へ飛び込んだりしなかった?」と質問されると、堺さんは「主にインドア派でしたね。粘土の“声”は聞こえなかったけれども……」と即答して、観客を笑わせていた。吹き替え声優を務めた同映画について息子の反応を聞かれると、堺さんは「まだ3歳ですからね。家族で(映画を)拝見しようと思います。楽しみでもあり、怖い」と最後に少し本音を漏らしていた。
「プーと大人になった僕」は、世界的人気キャラクター「くまのプーさん」を初めて実写化した映画。大人になったクリストファー・ロビンが、プーと再会し「一緒に森の仲間たちを探してほしい」と頼まれて、懐かしい“100エーカーの森”を訪れる……という内容。堺さんは、英俳優のユアン・マクレガーさんが演じた主人公クリストファー・ロビンの吹き替え声優を担当した。
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