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第11話 終の部屋
3月26日(水)放送分
俳優の堺雅人さんが主演し、昨年7月期にTBS系「日曜劇場」(日曜午後9時)枠で放送されたドラマ「VIVANT(ヴィヴァン)」が、優れたデジタルコンテンツ等の制作者を表彰する「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’23/第29回AMDアワード」の年間コンテンツ賞「大賞/総務大臣賞」を受賞。
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3月5日に行われた授賞式に出席した堺さんは、「このような素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます。デジタルコンテンツということで選ばれた賞ですが、デジタルとはほど遠いモンゴルでの撮影を思い出します」といい、「この賞をキャスト・スタッフの皆さんと分かち合いながら、VIVANTの意味通り『生き生き』と生きていきたいと思います」とコメント。
原作と演出を担当した福澤克雄さんは「心の底から当たってよかった……! 大変な予算を掛けて、豪華なキャストにお願いして、これでコケたら大変だと(笑い)。日本の国民のみなさんに元気になってもらうにはどうしたらいいか、今までにないドラマを作るしかないという思いで作りました。よかったです。ありがとうございます」と受賞を喜んだ。
「VIVANT」は「半沢直樹」「下町ロケット」シリーズなどのヒット作を生み出してきた福澤さんが原作・演出を手掛けたオリジナルストーリー。国内外で諜報活動を行う自衛隊の精鋭部隊「別班」の乃木憂助(堺さん)が、世界で暗躍する謎の組織「テント」に挑む大冒険を描いた。
堺さんはじめ、阿部寛さん、二階堂ふみさん、二宮和也さん、松坂桃李さん、役所広司さんという豪華な主要キャストをそろえたほか、モンゴルでの約2カ月半に及ぶ大規模ロケ、初回放送までストーリーや役柄など作品の詳細を明かさない異例の手法が話題になった。謎が謎を呼ぶ展開の考察などで、回を経るごとに盛り上がり、2023年9月17日放送の最終回(第10話)の視聴率は番組最高の世帯19.6%、個人12.9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録した。
「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー」は、毎年1月1日~12月31日に国内で発売・発表されたデジタルメディアで表現されたコンテンツやサービスを対象に、優れた作品を年間コンテンツ賞「優秀賞」として選出し、優秀賞の中から「大賞/総務大臣賞」「AMD理事長賞」などを決定する。
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