俳優の堺雅人さんが2月8日、東京都内で開催された「2024年 エランドール賞」の授賞式に登場した。映画・テレビドラマで活躍した俳優やプロデューサーを表彰する同賞の「プロデューサー賞」に、自身が主演を務めた連続ドラマ「VIVANT」(TBS系)の飯田和孝さんが選ばれ、お祝いに駆けつけた。
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プレゼンターとして登場した堺さんは、飯田さんに花束を手渡して「プロデューサーの方が作るプロデューサーの賞ということで、その栄えある賞を我が『VIVANT』の飯田プロデューサーが受賞されたと聞いて、本当にうれしく思っております」と祝福した。
今作は、日本と中央アジアが舞台で、モンゴルで2か月半にも及ぶ大規模なロケも行われた。そんな大作を手がけたプロデューサーの苦労について、堺さんは「簡単そうに見えて難しい仕事もありますし、偉そうにしている方でもやってみると案外そうでもなかったという仕事もございますが、『VIVANT』のプロデューサーは本当に大変そうに見えて、本当に大変な仕事だったと思います」と仕事ぶりをたたえた。
続けて「いろんな人と人、国と国、物と物。いろんなものをつなぎながら、すべてをうまく回して、現場の人間として何が何でも前に進む人」と飯田さんの印象を明かし、「何が何でも完成するぞ、何が何でも前に進めるぞ、何が何でも今日の撮影を終わらせるぞ、という思いを一番強く持っている方。(プロデューサーは)一番の大人がなる役職なのではと思っています」と語った。
エランドール賞は1956年に始まった顕彰制度。今年は「新人賞」に磯村勇斗さん、今田美桜さん、眞栄田郷敦さん、小芝風花さん、目黒蓮さん、堀田真由さんを選出。「プロデューサー賞」を映画「怪物」の川村元気さんと山田兼司さん、「VIVANT」の飯田さん、「プロデューサー奨励賞」を映画「福田村事件」の小林三四郎さん、井上淳一さん、片嶋一貴さん、連続ドラマ「大奥」(NHK)の藤並英樹さん、舩田遼介さん、「特別賞」を劇場版アニメ「THE FIRST SLAM DUNK」Film Partners、連続ドラマ「ブラッシュアップライフ」(日本テレビ系)の制作チーム、劇場版アニメ「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)製作委員会、映画「ゴジラ-1.0」プロデュースチームが受賞した。
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