さくらももこさん:乳がんのため53歳で死去 人気マンガ「ちびまる子ちゃん」「コジコジ」など

 人気マンガ「ちびまる子ちゃん」などで知られるマンガ家のさくらももこさんが、8月15日に乳がんのため死去した。53歳だった。

ウナギノボリ

 本人の公式ブログなどで発表され、さくらプロダクションのスタッフが「さくらももこが、2018年8月15日午後8時29分、乳がんのため永眠いたしました(享年53)。これまで温かい応援をしてくださったファンの皆様、お世話になりました関係者の皆様に深く感謝いたしますとともに、ここに謹んでご報告申し上げます」とコメントしている。通夜・告別式は、遺族の意向により親族・近親者のみで執り行われたという。

 さくらさんは、静岡県出身のマンガ家。代表作にテレビアニメも放送中の「ちびまる子ちゃん」や「コジコジ」など。エッセー3部作「もものかんづめ」「さるのこしかけ」「たいのおかしら」も人気となった。

 ◇コメント全文(原文のまま)

 さくらももこは、平成30年8月15日午後8時29分、乳がんのため永眠いたしました(享年53)。これまで温かい応援をして下さったファンの皆様、お世話になりました関係者の皆様に深く感謝致しますとともに、ここに謹んでご報告申し上げます。

 さくらは1984年に漫画家としてデビュー。30周年を迎えた際、次のような言葉があります。

 「30年間、良い事も大変な事もいっぱいありましたが、私は作家としてとても幸せな月日を送らせていただいています。感謝にたえません。」(『さくらももこの世界展』「デビュー30周年を迎えて」より抜粋)

 作品を描けること、それを楽しんで頂けることをいつも感謝していました。これからも皆様に楽しんで頂けることが、さくらももこと私達の願いであり喜びです。

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