人気マンガ「ちびまる子ちゃん」などで知られ、8月に乳がんのため死去したマンガ家のさくらももこさんの未発表エッセーが、12月7日発売の女性ファッション誌「Marisol（マリソル）」（集英社）2019年1月号から4号にわたって掲載されることが28日、明らかになった。また、同12日発売の女性ファッション誌「BAILA（バイラ）」（同）19年1月号には「ちびまる子ちゃん」の“神5話”などを収録した別冊「ちびまる子ちゃんFOREVER BOOK」が付くことも分かった。

あなたにオススメ

美少女殺し屋役から駆け上がった！　「ばけばけ」ヒロイン高石あかりに高まる期待

　「Marisol」に掲載される未発表エッセーのタイトルは「おかめはちもく」。さくらさんの小学生時代（まる子時代）を中心につづられ、笑えてちょっぴりトホホ、愉快ですてきなさくらももこワールドが展開する。

　同誌編集部は、生前にエッセーの原稿も書き進めていたさくらさんの「子供のころ『ちびまる子ちゃん』を読んでいた女の人にも読んでもらいたいんだよね」という思いを受け、今回、連載を決めたといい、第1回のタイトルは「バトンガールへの憧れ」。以降、第2回「バトンガールの苦労」（2月号）、第3回「そろばん塾をやめる」（3月号）、第4回「サンタに関して」（4月号）を掲載する。

　「BAILA」1月号別冊付録「ちびまる子ちゃんFOREVER BOOK」は、「まる子 おすし屋さんに行く」「たまちゃん、大好き」など、“アラサーの心を震わせる神5話”に加え、単行本未収録のリメーク版第1話「おっちゃんのまほうカード」や名シーンプレーバック、心に響く名言集などで構成。スペシャルシールも付く。