高杉真宙:初声優作舞台あいさつで涙 「大好きな作品になりました」

劇場版アニメ「君の膵臓をたべたい」の初日舞台あいさつで、目に涙を浮かべる高杉真宙さん
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劇場版アニメ「君の膵臓をたべたい」の初日舞台あいさつで、目に涙を浮かべる高杉真宙さん

 俳優の高杉真宙さんが1日、東京都内で開かれた劇場版アニメ「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」(牛嶋新一郎監督)の初日舞台あいさつに登場。同作のインタビューで声優の仕事は「一つの夢だった」と語るなどアニメ好きで知られ、今回主人公の“僕”役で初の声優に挑んだ高杉さんは、「この作品に関わることができて良かった。冷静に言っていますが、心の中ではめちゃくちゃ盛り上がっていて……」と心境を明かした。

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 最後のあいさつでは、「テンションが上がって、泣きそうになるのを我慢していますが……」と言葉を詰まらせ、目に涙を浮かべた。観客から「頑張れ!」と応援されると、高杉さんは声を震わせながら「大好きな作品になりました。見る人もこの作品を大好きになってくれたらいいなと思います」と話して、拍手を浴びていた。

 この日の舞台あいさつには、Lynn(リン)さん、藤井ゆきよさん、内田雄馬さん、和久井映見さん、牛嶋監督も出席。高杉さんのあいさつに感動して、Lynnさんも涙を浮かべていた。

 「君の膵臓をたべたい」は、住野よるさんの同名小説(双葉社)が原作で、2016年の本屋大賞で2位にランクインした。クラスで目立たない存在の“僕”が、膵臓の病気を患うクラスメートの桜良が書いた闘病日記「共病文庫」を病院の待合室で偶然見つけたことから、次第に桜良との距離を縮め、一緒に過ごすようになる……というストーリー。

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