磯村勇斗:中島裕翔の“悪友”役で“月9”初出演 小手伸也は織田裕二のライバルに

連続ドラマ「SUITS/スーツ」に出演する磯村勇斗さん(C)フジテレビ
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連続ドラマ「SUITS/スーツ」に出演する磯村勇斗さん(C)フジテレビ

 俳優の磯村勇斗さんが、俳優の織田裕二さんが主演を務める10月期のフジテレビ系“月9”ドラマ「SUITS/スーツ」(月曜午後9時)に出演することが7日、明らかになった。磯村さんは、人気グループ「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔さん演じる天才フリーター・鈴木大貴の唯一の親友にして悪友の谷元遊星を演じる。磯村さんは“月9”初出演。また弁護士の蟹江貢役で、俳優の小手伸也さんが出演することも発表された。

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 「SUITS/スーツ」は、米人気ドラマ「SUITS」の第1シーズンが原作。大手弁護士事務所を舞台に、敏腕弁護士・甲斐正午(織田さん)とその仲間たちがさまざまな訴訟に挑む姿を描く。米ドラマは2011年6月に放送を開始し、シーズン8が放送中。

 磯村さんが演じる谷元遊星は、あくどいやり方で金を稼ぐ方法を考え出す天才。大貴と共に高校を中退し、上京してからも“裏稼業”に手を染め、違法行為で金を稼いでいく。高級マンションに住み、高級外車に乗ってみえを張っているが、実は多額の借金に苦しんでいる……という役どころ。

 小手さんが演じる蟹江貢は、甲斐と同じ弁護士事務所に務める弁護士で、甲斐とは若手の頃からしのぎを削ってきたライバルという関係。極度のひねくれ者で嫌みなところもあるが、根本的にはお人よしで、どこか憎めない一面も持っている。原作の米ドラマで、リック・ホフマンさんが演じているルイス・リットがモデルになっている。

 ◇磯村勇斗さんのコメント

 --原作ドラマ「SUITS」の印象は?

 弁護士の物語ということで、堅いイメージを持っていましたが、軽快で気持ち良く、“SUITS”の世界にいつの間にかひき込まれていました。

 --共演シーンの多い、同世代の中島裕翔さんとは初共演となりますが、共演した印象は?

 とにかく爽やかで、スマイルがステキ。でも、お芝居に対して真面目で熱量が高いので、一緒にシーンを作るのが楽しいです。

 --演じられる谷元遊星を、どのように捉えていますか?

 闇の仕事でお金を稼ぎ、粋がっている若者。危ない仕事をしているが、根は親友思いの優しい男。

 --木曜劇場「若者たち2014」(14年7月期)にゲスト出演されていますが、レギュラーとしてフジテレビの連続ドラマに出演されるのは初で、“月9”ドラマへの出演も今回が初となりますが?

 よく見ていた“月9“ドラマに、今回出演させていただくことをうれしく思います。一つの作品として、谷元遊星を責任を持って演じます。

 --ドラマを楽しみにされている方々へのメッセージを。

 原作ファンの方含め、見てくださる方が“SUITS”の世界を楽しんでいただけるよう原作を大切にしながら、作品に取り組んでいきます。きっと、ステキなスーツがほしくなると思います。放送まで楽しみにお待ちください。

 ◇小手伸也さんのコメント

 --原作ドラマ「SUITS」の印象は?

 スタイリッシュなドラマというのが第一印象です。モードの最先端、ニューヨークを舞台にしていて、町並みの空撮が毎回美しいです。とにかくかっこいい物語なのですが、僕の演じる蟹江のモデルとなっているルイスは、かっこよさとはかけ離れた役割を担っているんですよね(笑い)。織田裕二さんや中島裕翔さんといったキャストの並びの中で、僕は顔面が割と面白い部類に入るので(笑い)、レギュラーとして参加させていただく上で、原作のルイス同様に小手伸也という役者に違和感を抱いていただけたらうれしいです(笑い)。

 --演じられる蟹江貢を、どのように捉えていますか?

 とにかくプライドが高いし、ひねくれ者だし、悪いことを考えるし、嫌なヤツだし(笑い)。この物語の中で、常にトラブルメーカーという役割です(笑い)。嫌われる要素をたくさん持っているのですが、どこかでスキが多くて憎めないんですけど、演じる上では“本当はいいヤツなんだよ”というオーラは出したくないですね。突き抜けているからこそ、許せてしまう愛嬌(あいきょう)のあるキャラクターだと思いますので。

 --主演の織田裕二さんとは、初共演となりますが?

 本格的に演劇を勉強する前の浪人時代に、エキストラのアルバイトをやっていまして、初めてのお仕事が、織田さん主演の連続ドラマだったので、実は2回目の共演になるんです(笑い)。テレビに出ている芸能人を見たのは織田さんが初めてでした。ロケ地が校庭だったので、撮影の合間に織田さんとサッカーで遊んだことを覚えています。多分、織田さんは覚えていらっしゃらないと思いますが(笑い)。その頃には、織田さんと共演させていただくことがあるなんて思ってもいませんでしたので、感慨深いものがありますね。

 --“月9”ドラマは、「コンフィデンスマンJP」(18年4月期)以来、2回目のご出演となりますが?

 「コンフィデンスマンJP」で、初めて“月9”ドラマに出演させていただいて、1クール置いてまた呼んでいただけて、“フジテレビさんに就職するのかな?”と(笑い)。もしかしたら、フジテレビさんは僕のことを一生、食わせてくれるのか、とも考えました(笑い)。「コンフィデンスマンJP」は詐欺師ものという、かなり挑戦的なドラマで、今回の「SUITS/スーツ」も“月9”ドラマ史上初めてアメリカのドラマを原作とした意欲作です。その意味では、フジテレビさんは僕を使って何かにチャレンジしているんじゃないかと(笑い)。何かある時は、とりあえず小手伸也で試してみるか的な(笑い)。

 --ドラマを楽しみにされている方々へのメッセージを。

 「SUITS」という原作が有名なドラマを、日本に置き換えてやらせていただきます。原作ファンの方々からも期待していただいていると思いますので、ぜひその期待に応えられるように頑張りたいと思います。僕が演じる蟹江は、ルイスという原作ファンの方々に愛されているキャラクターですし、物語上いろいろな起点となっているので、「SUITS/スーツ」という世界観をかき回すような存在になりたいです。

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