城桧吏:「万引き家族」で注目の12歳が「西郷どん」で大河初出演

NHKの大河ドラマ「西郷どん」への出演が決まった城桧吏さん
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NHKの大河ドラマ「西郷どん」への出演が決まった城桧吏さん

 「第71回カンヌ国際映画祭」で最高賞を受賞した映画「万引き家族」(是枝裕和監督)で息子役を演じ、注目を浴びた城桧吏(じょう・かいり)さん(12)が、鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」に出演することが10日、分かった。同日、NHKから発表された。城さんは鈴木さん演じる西郷吉之助と二階堂ふみさん演じる愛加那の長子、菊次郎を演じる。

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 城さんが演じるのは9~12歳の菊次郎で、14歳からは今井悠貴さんが務める。さらに、上白石萌音さんが西郷従道の妻・清を演じるほか、明治天皇を大河ドラマ初出演の野村万之丞さん、三条実美を野村万蔵さん、山県有朋を村上新悟さんがそれぞれ演じる。榊英雄さん、篠原悠伸さん、持永雄恵さん、前川優希さん、忍成修吾さん、渋川清彦さん、尾上寛之さんの出演も発表した。

 城さんは2006年9月6日生まれ、東京都出身の12歳。7人組ユニット「スタメンKiDS」のメンバーとしても活動中で、趣味はゲーム、特技は短距離走、ダンス。この夏、山崎賢人さん主演の連続ドラマ「グッド・ドクター」(フジテレビ系)にゲスト出演し、地上波ドラマデビューを果たしている。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助、鈴木さん)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

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