藤木直人:「グッド・ドクター」撮了 山崎賢人と肩抱き合い「誇りに思う」

連続ドラマ「グッド・ドクター」の撮影を終えた藤木直人さん=フジテレビ提供
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連続ドラマ「グッド・ドクター」の撮影を終えた藤木直人さん=フジテレビ提供

 俳優の山崎賢人さん主演の連続ドラマ「グッド・ドクター」(フジテレビ系、木曜午後10時)で、高山誠司役を務める藤木直人さんがこのほど、クランクアップした。藤木さんの最後の撮影は、東郷記念病院の廊下。スタッフの「オールアップです!」という声がかかると、スタッフらの拍手に包まれる中、藤木さんは、山崎さんから花束を受け取って、肩を抱き合った。

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 藤木さんは、「大変お世話になりました。『グッド・ドクター』は、すごくシンプルなタイトルですけれども、良い医者とはどういうことなのかを考えさせられる素晴らしい作品で、参加することができて、とても光栄です」と振り返った。

 主演を務めた山崎さんについて、藤木さんは「すごく難しい役だったと思うのですが、賢人君の素晴らしいチャレンジの場に立ち会うことができて、とてもうれしく、誇りに思います。一応先輩として、何か手助けができたらいいなと思ったんですけれども、何もすることができず、唯一教えてあげることができたのはルービックキューブのそろえ方だけでした(笑い)。こんなにルービックキューブに食いついてくれた現場は初めてだったので、とてもうれしかったです。ありがとうございます!」と充実した表情を見せたという。

 「グッド・ドクター」は、2013年に韓国で放送された同名の連続ドラマが原作で、米国でもドラマ化された。自閉症スペクトラム障害でコミュニケーション能力に問題を抱える一方、驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群の青年・新堂湊(山崎さん)が小児外科の世界に飛び込み、周りからの偏見や反発にさらされながらも、子供たちの命のために戦い、心に寄り添い、成長していく姿を描いている。

 13日の最終話(第10話)は15分拡大で放送。東郷記念病院の小児外科の廃止が決定。湊(山崎さん)が担当する患者・森下伊代(松風理咲さん)は小腸の移植手術が控える中、新たに肝硬変を患っていることが分かり、放置すれば肝不全になるため、すぐにでも肝臓の移植手術も必要になる。同じころ、湊は院長の司賀明(柄本明さん)の病状を初めて知り、ショックを受けてしまい……という展開。

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