岡田将生:落語の演目「死神」に「特別な感情」 誕生日プレゼントも“死神”?

連続ドラマ「昭和元禄落語心中」のスタジオ取材会に登場した(左から)竜星涼さん、岡田将生さん、山崎育三郎さん
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連続ドラマ「昭和元禄落語心中」のスタジオ取材会に登場した(左から)竜星涼さん、岡田将生さん、山崎育三郎さん

 俳優の岡田将生さんが12日、東京都内で行われた連続ドラマ「昭和元禄落語心中」(NHK総合)のスタジオ取材会に登場した。ドラマで落語家の有楽亭八雲/菊比古を演じる岡田さんは好きな演目を聞かれ、劇中で八雲が演じる「死神」を挙げて、「一番最初に習ったのが『死神』。菊比古は『死神』に出会うことによって変わっていく。死神にはすごく特別な感情があります」と語った。

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 続けて岡田さんは、「先月、僕は誕生日だったんですけど、『死神』という名前の日本酒をいただきました。まだ飲めていないんですけど、ちょっと複雑な……誕生日にもらうものなのかなと。このドラマが終わったらみんなで飲みたいと思います」とエピソードを明かした。

 ドラマの主題歌は人気デュオ「ゆず」が担当する。すでに主題歌を聴いたという岡田さんは「いい意味で裏切られた。ゆずさんの曲だと言われないと、分からないぐらい、これまでのイメージとは違う。作品にものすごく合っていて、聴いてうるうるしてしまいました」とコメント。会見には、山崎育三郎さん、竜星涼さん、大政絢さん、篠井英介さん、平田満さんも登場した。

 「昭和元禄落語心中」は、落語に魂をささげた人々の姿を描いた雲田はるこさんの人気マンガが原作。女性向けマンガ誌「ITAN(イタン)」(講談社)で連載された。昭和を舞台に、孤高の大名人・有楽亭八雲(岡田さん)や、そこへ押しかけて弟子入りした与太郎(竜星さん)、八雲の盟友で“希代の名人”とうたわれた助六(山崎さん)、八雲と助六を見守る芸者・みよ吉(大政さん)、助六とみよ吉の忘れ形見の小夏(成海璃子さん)といった個性的なキャラクターが登場する。第17回文化庁メディア芸術祭のマンガ部門優秀賞、第38回講談社漫画賞の一般部門を受賞したほか、2016、17年にはテレビアニメも放送された。

 ドラマは10月12日からNHK総合で毎週金曜午後10時放送。

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