昭和元禄落語心中:2年ぶり新作が「BE・LOVE」に掲載 最終回のその後は…

「昭和元禄落語心中」番外編が掲載された「BE・LOVE」2019年2月号
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「昭和元禄落語心中」番外編が掲載された「BE・LOVE」2019年2月号

 落語に魂をささげた人々の姿を描いた雲田はるこさんの人気マンガ「昭和元禄落語心中」の約2年ぶりとなる新作が、28日発売のマンガ誌「BE・LOVE」(講談社)2019年2月号に掲載された。小夏の息子の信之助が主人公の番外編で、最終話のその後が描かれている。前後編で、後編は19年2月1日発売の19年3月号に掲載される。

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 「昭和元禄落語心中」は、マンガ誌「ITAN(イタン)」(同)で連載された雲田さんの落語をテーマとしたマンガ。昭和を舞台に、孤高の大名人・有楽亭八雲や、そこへ押しかけて弟子入りした与太郎、八雲の盟友で“希代の名人”とうたわれた助六の忘れ形見の小夏らの人間模様が描かれた。16、17年にはテレビアニメが放送されたほか、俳優の岡田将生さん主演の実写ドラマが今年10~12月に放送された。

 マンガの最終話は、信之助が二つ目に昇進した様子が描かれた。番外編は、天才落語家・有楽亭助六を祖父に持ち、大名人・八代目有楽亭八雲に育てられた信之助が「死神」の噺(はなし)に向き合いながら、落語にどう寄り添えばいいのか模索する姿が描かれている。

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