全領域異常解決室
第7話 すべてお話します 物語はここから始まった
11月20日(水)放送分
“質の高いドラマ”を表彰する「第14回コンフィデンスアワード・ドラマ賞」が発表され、連続ドラマ「昭和元禄落語心中」(NHK総合)で主演を務めた俳優の岡田将生さんが主演男優賞、共演の山崎育三郎さんが助演男優賞を受賞した。
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「昭和元禄落語心中」は、落語に魂をささげた人々の姿を描いた雲田はるこさんの人気マンガが原作。昭和を舞台に、孤高の大名人・八代目有楽亭八雲や、そこへ押しかけて弟子入りした与太郎、八雲の盟友で希代の名人とうたわれた助六、八雲と助六を見守る芸者・みよ吉、助六とみよ吉の忘れ形見の小夏といった個性的なキャラクターが登場する。ドラマでは、岡田さんが八雲、山崎さんが助六を演じ、竜星涼さん、大政絢さん、成海璃子さんらも出演した。
岡田さんは「この作品は、できる限り時間を費やし、監督とセッションしながら作り上げたので、このような賞をいただけてうれしく思っています。自分自身も納得のいった作品だったので、頑張って撮影してよかったです。その気持ちと同時に、監督・スタッフ・キャスト全員でドラマを作り上げてきたので、もう一度皆さんに『お疲れ様でした』と言いたいです。落語協会の方も協力してくださいましたし、時間をかけて準備ができました。今までは、前もってしっかりと準備ができない時もあったり、納得がいかないことがあっても、折り合いをつけるしかなかったのですが、今回はそういったことがなく撮影ができた。この作品でこの役を演じられてよかったという思いが、一番大きいです」と喜びのコメントを寄せている。
山崎さんは「ドラマで賞をいただいたのは初めてのことなので、とてもうれしく思っています。ミュージカルの仕事をさせていただいているなか、30歳の時にドラマでチャレンジすると決めました。今回演じた助六は天才落語家の役。台本とは比べものにならないほどの分量の落語を覚える必要があり、プレッシャーの連続でしたし、正直できるのかなという不安もありました。精神的にも体力的にもハードな作品で、最終的にこのような賞をいただき、ご褒美のような気持ちです」と語った。
「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」は、oricon ME発行の週刊エンターテインメントビジネス誌「コンフィデンス」が実施する、“質の高いドラマ”を表彰する賞。今回は2018年10月期に放送された主な地上波ドラマおよび、クールをまたいで放送されたドラマなど32作品が審査対象。実際の視聴者によるドラマ視聴者満足度調査「オリコンドラマバリュー」の結果と、ドラマに関連する有識者およびマスコミのドラマ・テレビ当者による審査員意見をもとに、各賞が決定する。
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