花守ゆみり:男の子役で“らしさ”追求 「とにかく元気に真っすぐ」

「ラディアン」の試写会に登場した花守ゆみりさん
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「ラディアン」の試写会に登場した花守ゆみりさん

 フランスの少年マンガが原作のテレビアニメ「ラディアン」(NHK・Eテレ)の試写会が14日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で開催され、声優の花守ゆみりさんが登場した。主人公の少年・セトを演じる花守さんは役作りについて「少女の役が多く、男の子は数えるほどしか演じたことがありませんでした。男の子らしさを考えましたが、考えていくうちに、セトらしさを追求しようとしました。声を低くした方がいいのかな? とも思ったのですが、セトらしく、とにかく元気に真っすぐ演じさせていただいています」と語った。

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 試写会には、アニメを手がける岸誠二監督、原作者のトニー・バレントさんも登場。岸監督は、同作の魅力を「日本人から出てこない世界観。人種問題なども内包しています。ただ、幅広い層を狙っているので、そこを全面に押し出しすぎるのではなく、王道ファンタジー、冒険活劇を見せたい。原作に隠れているテーマも殺さず、アニメを作らせていただいています」とコメント。

 バレントさんはアニメ化されることを「信じられなかった。長い間、信じられなかった。アニメ化の願いはありましたが、非現実的だと感じていた」と喜んだ。

 「ラディアン」は、魔法使い見習いの少年・セトが、怪物・ネメシスの巣があるという伝説の地“ラディアン”を探す旅に出る……というストーリー。NHK・Eテレで10月6日から毎週土曜午後5時35分に放送。全21回。

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