甲鉄城のカバネリ:新作劇場版「海門決戦」が来春公開 無名にフォーカスした物語

「東京ゲームショウ2018」で開催されたゲーム「甲鉄城のカバネリ-乱-」のイベントの模様 (C)カバネリ製作委員会
1 / 4
「東京ゲームショウ2018」で開催されたゲーム「甲鉄城のカバネリ-乱-」のイベントの模様 (C)カバネリ製作委員会

 「進撃の巨人」などの荒木哲郎監督が手がけたオリジナルアニメ「甲鉄城のカバネリ」の新作劇場版「甲鉄城のカバネリ ~海門(うなと)決戦~」が2019年春に公開されることが22日、明らかになった。幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中の日本最大のゲーム展示会「東京ゲームショウ2018」内で行われたゲーム「甲鉄城のカバネリ -乱- 始まる軌跡」のイベントで発表された。

ウナギノボリ

 イベントには、荒木監督、無名(むめい)役の声優・千本木彩花さんらが登場。荒木監督は劇場版について、「テレビシリーズで登場したメインキャラクターが活躍する物語で、無名にフォーカスを当てた作品となっています」と明かし、「実は、脚本制作前に生駒と無名のキャストである畠中(祐)さんと千本木さんにお会いし、意見を求めたりしました」とコメント。「皆さんがあっと驚くようなカッコイイ作品に仕上がると思いますので、ぜひ、劇場でご覧ください!」とアピールした。

 「甲鉄城のカバネリ」は、フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で16年4~6月に放送。蒸気機関が発達した極東の島国・日ノ本(ひのもと)を舞台に、鋼鉄の心臓を持つ生ける屍(カバネ)と装甲蒸気機関車・甲鉄城に乗り込んだ少年少女の生き残りをかけた戦いが描かれた。「進撃の巨人」などのウィットスタジオが制作し、「超時空要塞マクロス」などの美樹本晴彦さんがキャラクター原案を手がけたことも話題になった。

 劇場版は、テレビシリーズから半年後の世界が描かれる。また、無名の誕生日である10月20日から前売り特典付きムビチケカードが発売されることも発表された。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督/脚本:荒木哲郎▽シリーズ構成:大河内一楼▽キャラクター原案:美樹本晴彦▽音楽:澤野弘之▽アニメーション制作:WIT STUDIO

 ◇キャスト

 生駒:畠中祐▽無名:千本木彩花▽菖蒲:内田真礼▽来栖:増田俊樹▽鰍:沖佳苗▽侑那:伊瀬茉莉也▽巣刈:逢坂良太▽吉備土:佐藤健輔

写真を見る全 4 枚

アニメ 最新記事