西郷どん:第37回「江戸無血開城」 天璋院の覚悟 吉之助が出した答えは… 勝と歴史的会談も!

NHKの大河ドラマ「西郷どん」第37回の一場面 (C)NHK
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NHKの大河ドラマ「西郷どん」第37回の一場面 (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第37回「江戸無血開城」が30日放送される(総合・午後8時ほか)。慶応4(1868)年、新政府軍は江戸総攻撃を3月15日と定める。吉之助(鈴木さん)は、再会を果たした天璋院(篤姫、北川景子さん)から、徳川家存続のためなら自分の命も差し出す覚悟であると伝えられる……。

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 天璋院は幾島(南野陽子さん)の手引きで秘密裏に吉之助と接触し、江戸の町を救ってほしいと懇願する。吉之助は江戸城から逃げるよう伝えるが、天璋院は徳川の名にかけて自決する覚悟だと語る。迎えた総攻撃前日、吉之助は満開の桜咲く江戸薩摩藩邸で勝安房守(海舟、遠藤憲一さん)と対面する。勝は吉之助に、江戸の民を救うため総攻撃を中止するよう求め、吉之助は大きな決断を迫られる。

 「西郷どん」は、明治維新150年記念放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を帯び、西郷は江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく。

 第36回「慶喜の首」は、砲声がとどろき新政府軍と旧幕府軍との戦闘が始まり、激しい銃撃戦で吉之助の弟の信吾(錦戸亮さん)が銃弾に倒れてしまう。一方、朝敵となることに恐れおののく慶喜(松田翔太さん)は、あろうことか味方の兵を置き去りにして、ひそかに大坂城を抜け出し江戸へと逃亡。吉之助は慶喜追討の勅命を受け、東征軍の参謀として兵を江戸へ進める……という展開だった。

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