キングダム:実写映画の信役に山崎賢人 吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈も 来年4月公開

映画「キングダム」の製作報告会見に登場した出演者ら
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映画「キングダム」の製作報告会見に登場した出演者ら

 原泰久さんの人気マンガが原作の実写映画「キングダム」の製作報告会見が9日、東京都内で行われ、俳優の山崎賢人さんが主人公・信を演じることが明らかになった。山崎さんは、2016年にマンガの連載10周年を記念して実施された特別動画プロジェクトにも信役で出演している。「GANTZ」「BLEACH」などの佐藤信介さんがメガホンを取り、19年4月19日に公開されることも発表された。

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 山崎さんは、2年前のプロジェクトに触れ、「本当に運命的なものを感じている作品で、本当に大好きな作品」と話し、「原作の熱さを胸に持って、死ぬ気で自分の身を削る思いで撮影に挑ませていただきました。キャスト、スタッフの皆さんで最高の作品になるように頑張りました。完成がすごく楽しみです」と語った。

 山崎さんのほかにも、吉沢亮さんがエイ政(えいせい)役、長澤まさみさんが楊端和(ようたんわ)役、橋本環奈さんが河了貂(かりょうてん)役、大沢たかおさんが王騎(おうき)役、本郷奏多さんが成キョウ(せいきょう)役、満島真之介さんが壁(へき)役、高嶋政宏さんが昌文君(しょうぶんくん)役、要潤さんが騰(とう)役で出演することも発表された。会見には、ソニーコロンビア・ピクチャーズ代表のサンフォード・パニッチさんも出席した。

 元々原作の大ファンだったという吉沢さんは「この作品に携われて、これだけすてきな皆さんと一つの作品を身を削る思いで、みんなで一つになって臨めた。幸せな現場でした」と撮影を振り返った。長澤さんは「今回は絶対的な強さを持った王様という役。本格的なアクションをやるのが初めてだったので、すごく不安はありましたが、主役の2人の頑張り、本気の姿に私自身も良い影響をもらい、今出せる力を現場で出せたと思っています」と語っていた。

 「キングダム」は、06年から「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中で、コミックスの累計発行部数が3600万部を突破している人気マンガ。中国の春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍を目指す青年・信の活躍や、後に始皇帝の名で知られるようになる秦王・政、「奇貨居(お)くべし」の故事で知られる宰相・呂不韋(りょふい)など英雄たちのドラマを描いている。12年にはテレビアニメも放送された。実写映画は、今年4月から中国で撮影を開始した。

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