中川大志:小池徹平は「先生みたい」懐の深さにほれぼれ

映画「覚悟はいいかそこの女子。」の初日舞台あいさつに登場した中川大志さん
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映画「覚悟はいいかそこの女子。」の初日舞台あいさつに登場した中川大志さん

 俳優の中川大志さんが12日、東京都内で行われた主演映画「覚悟はいいかそこの女子。」(井口昇監督)の初日舞台あいさつに共演の小池徹平さんらと共に登場した。劇中でヘタレ男子の高校生(中川さん)と美術教師(小池さん)という関係性を演じた2人。中川さんは「徹平さんは本当の先生のようだった。若いチームのみんなにまったく気を使わせることなく、優しく盛り上げてくださった」と小池さんの懐の深さにほれぼれ。「とにかくスマート。見習いたいと思う」と続けると、小池さんは「褒めても何も出ないよ」と照れ笑いを浮かべていた。

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 小池さんは、撮影初日が誕生日だったそうで「ちょうど誕生日で、ケーキで祝ってくれた。みんなで写真を撮った」と感謝しつつも、「なにぶん、初日なもので、まだ全然(現場に)なじんでいなくて。どういう距離感で祝ってもらえばいいのか、戸惑いはありました」と振り返って苦笑い。「でもみんながよくしてくれて、楽しい現場でした」とチームになじんでからは、とても楽しい日々を過ごした様子だった。

 また、主人公がヘタレ男子であることにちなみ、「誰が一番のヘタレ男子?」と聞かれる一幕もあったが、「いない」という中川さんに対して、井口監督が「中川さんは怖がり」と暴露。甲斐翔真さんも「さっきの最初のあいさつで緊張していた」と中川さんの意外なヘタレぶりを語っていたが、中川さんは「毎回緊張しますよ」と告白しながら、「マスコミの方もいますから。ネコをかぶらないと」とちゃめっ気たっぷりに語り、観客を盛り上げていた。舞台あいさつにはほかに、唐田えりかさん、伊藤健太郎さん、若林時英さんも出席した。

 映画は、少女マンガ誌「マーガレット」(集英社)に椎葉ナナさんが2014年から連載していたマンガが原作。超絶イケメンだが、実は恋愛経験のない“究極ヘタレ男子”の古谷斗和(中川さん)が、人生初の彼女をゲットすべく、難攻不落のクールビューティー、三輪美苑(唐田さん)にキメ顔&壁ドンで告白。「安っぽい告白」とあっさりフラれてしまったものの、彼女を振り向かせるためにカッコ悪く奮闘する……というコミカルな青春ラブストーリー。公開に先駆けて、前日譚(たん)となる連続ドラマがMBS・TBSのドラマイズム枠で6月から全5話で放送された。

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